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発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/26 (火) 19:08
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:今年の「競走馬セール」に「4億4770万円」を投じております
掲載日:2024/11/26 (火) 19:08
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:今年の「競走馬セール」に「4億4770万円」を投じております
皆さまお元気ですか。
今回は、「株式会社ノースヒルズ」がステイヤーズSに登録している、フルールについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、「ノースヒルズ」は、北海道の新冠に生産牧場を、鳥取県の西伯郡伯耆町(さいはくぐんほうきちょう)に外厩施設の「大山(だいせん)ヒルズ」を、それぞれ所有しているオーナーブリーダーであり、アーネストリーやトランセンドやアウォーディーでお馴染みの前田幸治オーナーが代表を務めております。
1984年に牧場を設立した「ノースヒルズ」は、これまでに1000頭ほどを生産しており、その中の代表的な存在としては、
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念など、重賞を5勝したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2013年のダービーを制したキズナ
2015年の中山グランドジャンプと中山大障害など、重賞を6勝したアップトゥデイト
2018年のJBCスプリントを制したグレイスフルリープ
2020年の牡馬三冠など、GIを5勝したコントレイル
といった名前が挙げられるでしょう。
馬主としての「ノースヒルズ」は、確か1986年からJRAで馬を走らせており、2002年には過去最多となる「50勝」を上げており、2003年には、牝馬三冠を達成したスティルインラブなどの活躍により、過去最高となる「12億1515万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、2005年以降は賞金が10億円を下回っており、昨年までの5年間も、
2019年→7億3373万円
2020年→7億1012万円
2021年→6億2767万円
2022年→6億5848万円
2023年→8億0590万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいた上、今年も…
今回は、「株式会社ノースヒルズ」がステイヤーズSに登録している、フルールについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、「ノースヒルズ」は、北海道の新冠に生産牧場を、鳥取県の西伯郡伯耆町(さいはくぐんほうきちょう)に外厩施設の「大山(だいせん)ヒルズ」を、それぞれ所有しているオーナーブリーダーであり、アーネストリーやトランセンドやアウォーディーでお馴染みの前田幸治オーナーが代表を務めております。
1984年に牧場を設立した「ノースヒルズ」は、これまでに1000頭ほどを生産しており、その中の代表的な存在としては、
2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンド
2011年の宝塚記念など、重賞を5勝したアーネストリー
2012年の天皇賞・春を制したビートブラック
2013年のダービーを制したキズナ
2015年の中山グランドジャンプと中山大障害など、重賞を6勝したアップトゥデイト
2018年のJBCスプリントを制したグレイスフルリープ
2020年の牡馬三冠など、GIを5勝したコントレイル
といった名前が挙げられるでしょう。
馬主としての「ノースヒルズ」は、確か1986年からJRAで馬を走らせており、2002年には過去最多となる「50勝」を上げており、2003年には、牝馬三冠を達成したスティルインラブなどの活躍により、過去最高となる「12億1515万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、2005年以降は賞金が10億円を下回っており、昨年までの5年間も、
2019年→7億3373万円
2020年→7億1012万円
2021年→6億2767万円
2022年→6億5848万円
2023年→8億0590万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいた上、今年も…
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/11/26 (火) 17:24
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:コスモバルクなどが代表的な存在ですね
掲載日:2024/11/26 (火) 17:24
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:コスモバルクなどが代表的な存在ですね
相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、この時期は、苫小牧の西港などでアナゴがよく釣れるんですよ。
アナゴは、「夏場が旬」と言われることが多いんですけど、冬の方が脂が乗っていて、蒲焼きとか白焼きとかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、釣りの話はここまでにして、そろそろ本題に入りますけど、私がチャレンジCで「狙ってみたい」と考えているのは、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が登録しているコガネノソラですね。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんです。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…
アナゴは、「夏場が旬」と言われることが多いんですけど、冬の方が脂が乗っていて、蒲焼きとか白焼きとかにすると美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にも書きましたけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、釣りの話はここまでにして、そろそろ本題に入りますけど、私がチャレンジCで「狙ってみたい」と考えているのは、「ビッグレッドファーム」(本部の所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120-4)が登録しているコガネノソラですね。
皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、
1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場
といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんです。
「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。
その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。
2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、
2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円
という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。
それに…
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/11/26 (火) 16:47
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:浦河にあった「荻伏牧場」で働いていたんですよ
掲載日:2024/11/26 (火) 16:47
対象レース:2024/12/01(日)中京11R・チャンピオンズC
見出し:浦河にあった「荻伏牧場」で働いていたんですよ
お疲れさまです。
昨日、「社台スタリオンステーション」が、来年の種付け料を発表しましたね。
今年、ジャスティンミラノが皐月賞を勝っていて、エリキングが京都2歳Sを勝つなど、産駒が大活躍していて、今、種牡馬リーディングで1位になっているキズナの種付け料は、今年から800万円アップの2000万円になっていますし、初年度産駒が2歳戦で大活躍しているナダルが今年の300万円から700万円アップの1000万円になるなど、大きな動きがあって、もちろん、来年のセールでは落札価格に大きく影響するでしょうから、注目したいところです。
さて、ここから本題ですが、今回は、チャンピオンズCに登録している、北所直人オーナーの持ち馬ペイシャエスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、北所オーナーは、新冠にある育成施設・「有限会社キタジョファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町共栄301)の代表取締役ですね。
高速の「日高門別IC」からですと、国道235号を東に走って、「厚賀町」の信号を左に曲がって、それから7キロほど走ると右側に見えてくる「キタジョファーム」は、高校生の頃から「将来は牧場をやりたい」と思っていた北所オーナーが、浦河にあった「荻伏牧場」で働いて馬のことを勉強してから、25歳だった1980年に立ち上げた育成牧場です。
最初は「500mのダートコースと15の馬房」という設備でしたけど、1995年に「500坪の屋内調教場」を完成させて、2001年には「屋根付きで長さが600mの坂路コース」を完成させるなど、順調に規模を大きくしていました。
2003年の8月には、「台風10号」が直撃して、「屋根付きの坂路コース」がほとんど壊れてしまうなど、大きな被害を受けてしまいましたが、昔から付き合いのあった馬主さん達や銀行からの支援を受けて、台風から2ヶ月後には、もう坂路コースを復旧させていましたね。
それからも、2004年には「550mのウッドチップコース」を、2006年には「800mのトラックコース」を新しく作って、2010年には「トレッドミル」を導入しているんですよ。
しかも、2012年には「800mのトラックコース」の屋根を完成させて、天気が悪い時でも調教ができるようになりましたし、2016年には女子寮を完成させるなど、どんどん規模を大きくしていますから、北所オーナーが代表をやっている「キタジョファーム」に、馬主さん達は安心して馬を預けているのでしょう。
ここの育成馬で、私がすぐに思いつくのは、2015年と2016年のJBCレディスクラシックなど、交流重賞を7勝したホワイトフーガですね。
北所オーナーがJRAの馬主資格を取ったのは、確か1986年で、それから今までに200頭以上を持っていて、2013年までは、ずっと獲得賞金が1億円に届いていなかったんですが、2014年からはずっと1億円以上を稼いでいますし、2021年は、今までで一番多い21勝を上げて、「3億1306万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、2021年よりも少ない15勝に留まってしまったんですが、ペイシャエスを使ったユニコーンSで初めて重賞を勝つなど、稼いだ賞金は「3億5461万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして去年は、16勝を上げましたけど、特別レースを2勝しかできなかったことなどから、稼いだ賞金は「2億4732万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって北所オーナーは…
昨日、「社台スタリオンステーション」が、来年の種付け料を発表しましたね。
今年、ジャスティンミラノが皐月賞を勝っていて、エリキングが京都2歳Sを勝つなど、産駒が大活躍していて、今、種牡馬リーディングで1位になっているキズナの種付け料は、今年から800万円アップの2000万円になっていますし、初年度産駒が2歳戦で大活躍しているナダルが今年の300万円から700万円アップの1000万円になるなど、大きな動きがあって、もちろん、来年のセールでは落札価格に大きく影響するでしょうから、注目したいところです。
さて、ここから本題ですが、今回は、チャンピオンズCに登録している、北所直人オーナーの持ち馬ペイシャエスについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っている通り、北所オーナーは、新冠にある育成施設・「有限会社キタジョファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町共栄301)の代表取締役ですね。
高速の「日高門別IC」からですと、国道235号を東に走って、「厚賀町」の信号を左に曲がって、それから7キロほど走ると右側に見えてくる「キタジョファーム」は、高校生の頃から「将来は牧場をやりたい」と思っていた北所オーナーが、浦河にあった「荻伏牧場」で働いて馬のことを勉強してから、25歳だった1980年に立ち上げた育成牧場です。
最初は「500mのダートコースと15の馬房」という設備でしたけど、1995年に「500坪の屋内調教場」を完成させて、2001年には「屋根付きで長さが600mの坂路コース」を完成させるなど、順調に規模を大きくしていました。
2003年の8月には、「台風10号」が直撃して、「屋根付きの坂路コース」がほとんど壊れてしまうなど、大きな被害を受けてしまいましたが、昔から付き合いのあった馬主さん達や銀行からの支援を受けて、台風から2ヶ月後には、もう坂路コースを復旧させていましたね。
それからも、2004年には「550mのウッドチップコース」を、2006年には「800mのトラックコース」を新しく作って、2010年には「トレッドミル」を導入しているんですよ。
しかも、2012年には「800mのトラックコース」の屋根を完成させて、天気が悪い時でも調教ができるようになりましたし、2016年には女子寮を完成させるなど、どんどん規模を大きくしていますから、北所オーナーが代表をやっている「キタジョファーム」に、馬主さん達は安心して馬を預けているのでしょう。
ここの育成馬で、私がすぐに思いつくのは、2015年と2016年のJBCレディスクラシックなど、交流重賞を7勝したホワイトフーガですね。
北所オーナーがJRAの馬主資格を取ったのは、確か1986年で、それから今までに200頭以上を持っていて、2013年までは、ずっと獲得賞金が1億円に届いていなかったんですが、2014年からはずっと1億円以上を稼いでいますし、2021年は、今までで一番多い21勝を上げて、「3億1306万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、2021年よりも少ない15勝に留まってしまったんですが、ペイシャエスを使ったユニコーンSで初めて重賞を勝つなど、稼いだ賞金は「3億5461万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。
そして去年は、16勝を上げましたけど、特別レースを2勝しかできなかったことなどから、稼いだ賞金は「2億4732万円」と、一昨年を下回ってしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって北所オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主秘書H
掲載日:2024/11/26 (火) 14:39
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:「天栄ホースパーク」を売却したのは2011年のことです
掲載日:2024/11/26 (火) 14:39
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:「天栄ホースパーク」を売却したのは2011年のことです
先日、打ち合わせを兼ねた会食として、「オールデイダイニング・ORIGAMI」(東京都千代田区永田町)に行く機会がございました。
ご存知の方も多いと思いますが、場所柄、代議士の利用が頻繁にあり、その他、タレントの堺正章さんが40年近くも通い続けるなど、多くの著名人に愛されているこのお店は、ランチで人気のオムライスや、ディナーで人気のステーキやローストビーフなど、どの料理も絶品でして、私もそうだったように、訪れる方を大いに満足させる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がチャレンジCに登録している、宮田敬介厩舎の管理馬エピファニーについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGⅠを7勝もしており、その上、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、昨年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億7000万円)の賞金を獲得したものの、JRAでは、一昨年に11勝もしていた重賞を、7勝しかできなかったことなどから、獲得賞金は「28億3610万円」と、一昨年を下回っており、「馬主リーディング」では、「サンデーレーシング」と「キャロットファーム」と「社台レースホース」に次ぐ4位でした。
その上…
ご存知の方も多いと思いますが、場所柄、代議士の利用が頻繁にあり、その他、タレントの堺正章さんが40年近くも通い続けるなど、多くの著名人に愛されているこのお店は、ランチで人気のオムライスや、ディナーで人気のステーキやローストビーフなど、どの料理も絶品でして、私もそうだったように、訪れる方を大いに満足させる筈です。
さて、ここからが本題でございまして、この度、私がご報告させていただきますのは、一口馬主クラブの「シルクレーシング」がチャレンジCに登録している、宮田敬介厩舎の管理馬エピファニーについてでございます。
皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた外厩施設・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
2019年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、その後は、
2020年→121勝・獲得賞金36億0254万円(2位)
2021年→102勝・獲得賞金24億8860万円(3位)
2022年→126勝・獲得賞金33億0499万円(2位)
という形で巻き返しに成功しており、尚且つ、この3年間は、アーモンドアイ、ラウダシオン、イクイノックスの活躍により、JRAのGⅠを7勝もしており、その上、オーソリティでサウジアラビアのネオムターフCを制し、90万ドル(約1億260万円)の賞金を獲得しておりました。
ところが、昨年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを制し、348万ドル(約4億7000万円)の賞金を獲得したものの、JRAでは、一昨年に11勝もしていた重賞を、7勝しかできなかったことなどから、獲得賞金は「28億3610万円」と、一昨年を下回っており、「馬主リーディング」では、「サンデーレーシング」と「キャロットファーム」と「社台レースホース」に次ぐ4位でした。
その上…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/11/26 (火) 13:15
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:「宮崎からあげ・とさか」などを経営しております
掲載日:2024/11/26 (火) 13:15
対象レース:2024/11/30(土)中山11R・ステイヤーズS
見出し:「宮崎からあげ・とさか」などを経営しております
来年の1月25日(土)から4月6日(日)まで、東京都の六本木にある「森アーツセンターギャラリー」では、「ブルックリン博物館所蔵・特別展・古代エジプト」が開催されます。
この展示会では、アメリカのニューヨークにある「ブルックリン博物館」に貯蔵されている、古代エジプトの宝飾品やパピルスやミイラなど、約150点もの貴重な遺物が展示される予定となっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、「カナヤマホールディングス」がステイヤーズSに登録している、ダンディズムに関する報告でございます。
福岡県福岡市の中央区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
2023年:宮崎県都城市に「BigOpus15都城店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
といった関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で300名ほどの従業員を雇用し、2024年5月期の売上高は「340億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも130頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
2019年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回ってしまいましたが、2020年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という過去最高の成績を残しており、2021年も、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「27勝・獲得賞金5億2178万円」という、前年と同水準の成績を残しております。
ところが一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7147万円」という成績に終わり、2020年と2021年を大きく下回っており、昨年も、「15勝・獲得賞金3億5082万円」という成績に終わり、やはり2020年と2021年を大きく下回ってしまいました。
そして…
この展示会では、アメリカのニューヨークにある「ブルックリン博物館」に貯蔵されている、古代エジプトの宝飾品やパピルスやミイラなど、約150点もの貴重な遺物が展示される予定となっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、「カナヤマホールディングス」がステイヤーズSに登録している、ダンディズムに関する報告でございます。
福岡県福岡市の中央区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
2023年:宮崎県都城市に「BigOpus15都城店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
といった関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
といった形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で300名ほどの従業員を雇用し、2024年5月期の売上高は「340億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも130頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
2019年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回ってしまいましたが、2020年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という過去最高の成績を残しており、2021年も、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「27勝・獲得賞金5億2178万円」という、前年と同水準の成績を残しております。
ところが一昨年は、「19勝・獲得賞金3億7147万円」という成績に終わり、2020年と2021年を大きく下回っており、昨年も、「15勝・獲得賞金3億5082万円」という成績に終わり、やはり2020年と2021年を大きく下回ってしまいました。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/11/25 (月) 18:23
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:CMに元AKB48の小嶋陽菜さんを起用していましたわね
掲載日:2024/11/25 (月) 18:23
対象レース:2024/11/30(土)京都11R・チャレンジC
見出し:CMに元AKB48の小嶋陽菜さんを起用していましたわね
皆さんごきげんよう。
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がチャレンジCに登録している、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、一昨年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう…
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がチャレンジCに登録している、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、一昨年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/23 (土) 18:45
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:誰もが「超一流の調教師」と認めているのでしょう
掲載日:2024/11/23 (土) 18:45
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:誰もが「超一流の調教師」と認めているのでしょう
どうもこんにちは。
今回は、アイルランドに厩舎を構えている、エイダン・オブライエン調教師がジャパンCに使う、オーギュストロダンについての報告となります。
1969年の10月に、アイルランドのウェックスフォード州に生まれた彼は、お父さんが乗り役や調教師をやっていたこともあって、子供の頃から馬が身近にいたそうですね。
ちなみに、あとで名前が出てくるヴィンセント・オブライエンさんとは、名字が同じですけど、血縁関係はないそうです。
カラ競馬場の近くにある厩舎で働き始めたオブライエン君は、その後、ジェームズ・ボルジャー厩舎に移って、そこの調教助手になると、1993年に障害調教師として自分の厩舎を開業して、そのシーズンから5年連続で、アイルランドの障害リーディング1位になっていましたし、1993年~1994年のシーズンには、アマチュアの障害騎手としてもリーディング1位になっていたんですよ。
それから、「クールモアグループ」と専属契約を結んでいて、ニジンスキーやロベルトを管理していたことでよく知られているヴィンセント・オブライエンさんが、1996年に引退することになって、オブライエン君は、その腕を認められて、「クールモアグループ」の専属調教師になりました。
その後は、障害だけでなく、平地のレースでも管理馬が活躍するようになって、賞金順で決まるアイルランドの調教師リーディングでは26年連続で1位になっていて、イギリスのリーディングでも、1位になったことが6回あります。
しかも、ガリレオ、ジャイアンツコーズウェイ、ロックオブジブラルタルなどの活躍によって、厩舎を構えているアイルランドだけではなくて、イギリス、フランス、イタリア、カナダ、UAE、香港、オーストラリアなど、数え切れないほど多くの国でG1を勝っていますし、今では、「通算のG1勝利数」が400を超えていますから、オブライエン君のことは、世界中の競馬関係者が、「超一流の調教師」と認めているのでしょう。
ちなみに、長男のジョセフ・オブライエン君と次男のドナカ・オブライエン君は、元々、乗り役をやっていましたけど、今は二人とも調教師をやっています。
そうそう、さっき書いた通り、今までにG1レースを400回以上も勝っているオブライエン君ですが、ジャパンCは、
2004年:パワーズコートが10着
2010年:ジョシュアツリーが10着
2017年:アイダホが5着
2018年:カプリが11着
2021年:ジャパンが8着・ブルームが11着
と、全部で6頭を使っていますけど、まだ一度も勝てていないんですよ。
こういった中、今年は、「イギリスダービーとアイルランドダービーとプリンスオブウェールズSなど、今までにG1レースを6勝」という素晴らしい実績を残しているオーギュストロダンをジャパンCに使ってきますね。
この馬は…
今回は、アイルランドに厩舎を構えている、エイダン・オブライエン調教師がジャパンCに使う、オーギュストロダンについての報告となります。
1969年の10月に、アイルランドのウェックスフォード州に生まれた彼は、お父さんが乗り役や調教師をやっていたこともあって、子供の頃から馬が身近にいたそうですね。
ちなみに、あとで名前が出てくるヴィンセント・オブライエンさんとは、名字が同じですけど、血縁関係はないそうです。
カラ競馬場の近くにある厩舎で働き始めたオブライエン君は、その後、ジェームズ・ボルジャー厩舎に移って、そこの調教助手になると、1993年に障害調教師として自分の厩舎を開業して、そのシーズンから5年連続で、アイルランドの障害リーディング1位になっていましたし、1993年~1994年のシーズンには、アマチュアの障害騎手としてもリーディング1位になっていたんですよ。
それから、「クールモアグループ」と専属契約を結んでいて、ニジンスキーやロベルトを管理していたことでよく知られているヴィンセント・オブライエンさんが、1996年に引退することになって、オブライエン君は、その腕を認められて、「クールモアグループ」の専属調教師になりました。
その後は、障害だけでなく、平地のレースでも管理馬が活躍するようになって、賞金順で決まるアイルランドの調教師リーディングでは26年連続で1位になっていて、イギリスのリーディングでも、1位になったことが6回あります。
しかも、ガリレオ、ジャイアンツコーズウェイ、ロックオブジブラルタルなどの活躍によって、厩舎を構えているアイルランドだけではなくて、イギリス、フランス、イタリア、カナダ、UAE、香港、オーストラリアなど、数え切れないほど多くの国でG1を勝っていますし、今では、「通算のG1勝利数」が400を超えていますから、オブライエン君のことは、世界中の競馬関係者が、「超一流の調教師」と認めているのでしょう。
ちなみに、長男のジョセフ・オブライエン君と次男のドナカ・オブライエン君は、元々、乗り役をやっていましたけど、今は二人とも調教師をやっています。
そうそう、さっき書いた通り、今までにG1レースを400回以上も勝っているオブライエン君ですが、ジャパンCは、
2004年:パワーズコートが10着
2010年:ジョシュアツリーが10着
2017年:アイダホが5着
2018年:カプリが11着
2021年:ジャパンが8着・ブルームが11着
と、全部で6頭を使っていますけど、まだ一度も勝てていないんですよ。
こういった中、今年は、「イギリスダービーとアイルランドダービーとプリンスオブウェールズSなど、今までにG1レースを6勝」という素晴らしい実績を残しているオーギュストロダンをジャパンCに使ってきますね。
この馬は…
発信者:馬主情報部・競走馬エージェントA
掲載日:2024/11/23 (土) 17:20
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:キセキなどを生産した老舗牧場の専務です
掲載日:2024/11/23 (土) 17:20
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:キセキなどを生産した老舗牧場の専務です
お疲れさまです。
現地時間の11月5日(火)から13日(水)まで、アメリカでは、「キーンランド・ノーベンバー・ブリーディング・ストック・セール」が開催されていましたね。
主に繁殖牝馬が取引されるこのセールでは、私が確認したところ、
■吉田勝己オーナー
2頭を総額212万5000ドル(約3億1875万円)で落札
■吉田晴哉オーナー
1頭を総額28万5000ユーロ(約4275万円)で落札
■山本英俊オーナー
2頭を総額95万ドル(約1億4250万円)で落札
■安原浩司オーナー
1頭を総額45万ドル(約6750万円)で落札
といった形で「日本の関係者による落札」がありました(落札価格は1ドル=150円で計算)。
もちろん、このセールに参加していた関係者達は、これからのレースで、「落札に使った資金の回収」を狙ってくるでしょうね。
さて、ここから本題ですが、今回は、京阪杯に出る、下河辺隆行オーナーの持ち馬グランテストについての報告をしておきます。
知っている方も多いと思いますが、下河辺隆行オーナーは、今、「下河辺牧場」の専務として、主に育成部門と調教部門を取り仕切っていて、繁殖部門を取り仕切っているのは、隆行オーナーのお兄さんで、3代目の社長を務めている下河辺行雄オーナーです。
「下河辺牧場」は、創業が1933年という、超が付くほどの老舗でして、昔の生産馬で私がすぐに思い付くのは、1986年のNHK杯と高松宮杯を勝ったラグビーボールや、1991年のウインターSなど重賞を3勝したナリタハヤブサや、1995年の共同通信杯4歳SとスプリングSと京都新聞杯を勝ったナリタキングオーや、2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブや、2004年のオークスを勝ったダイワエルシエーロといった名前ですね。
最近の生産馬ですぐに思い付くのは、2013年の桜花賞を勝ったアユサンや、2014年のマイルCSを勝ったダノンシャークや、2017年の菊花賞を勝ったキセキといった名前です。
「下河辺牧場」は、JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーとして、50年近くも前から持ち馬を走らせていますけど、それとは別に、隆行オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2006年のことでして、それから今までに60頭ほどを持っていて、2013年には、レイカーラが3勝を上げるなど、全部で5勝を上げて、「9349万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、ロンドンプランを使った小倉2歳Sで初めて重賞を勝つなど、5勝を上げて、稼いだ賞金は「1億0536万円」と、「7775万円」だった2021年を大きく上回っていたましたし、去年は9勝を上げて、稼いだ賞金が「1億5678万円」と、一昨年を上回っていたんですよ。
それに…
現地時間の11月5日(火)から13日(水)まで、アメリカでは、「キーンランド・ノーベンバー・ブリーディング・ストック・セール」が開催されていましたね。
主に繁殖牝馬が取引されるこのセールでは、私が確認したところ、
■吉田勝己オーナー
2頭を総額212万5000ドル(約3億1875万円)で落札
■吉田晴哉オーナー
1頭を総額28万5000ユーロ(約4275万円)で落札
■山本英俊オーナー
2頭を総額95万ドル(約1億4250万円)で落札
■安原浩司オーナー
1頭を総額45万ドル(約6750万円)で落札
といった形で「日本の関係者による落札」がありました(落札価格は1ドル=150円で計算)。
もちろん、このセールに参加していた関係者達は、これからのレースで、「落札に使った資金の回収」を狙ってくるでしょうね。
さて、ここから本題ですが、今回は、京阪杯に出る、下河辺隆行オーナーの持ち馬グランテストについての報告をしておきます。
知っている方も多いと思いますが、下河辺隆行オーナーは、今、「下河辺牧場」の専務として、主に育成部門と調教部門を取り仕切っていて、繁殖部門を取り仕切っているのは、隆行オーナーのお兄さんで、3代目の社長を務めている下河辺行雄オーナーです。
「下河辺牧場」は、創業が1933年という、超が付くほどの老舗でして、昔の生産馬で私がすぐに思い付くのは、1986年のNHK杯と高松宮杯を勝ったラグビーボールや、1991年のウインターSなど重賞を3勝したナリタハヤブサや、1995年の共同通信杯4歳SとスプリングSと京都新聞杯を勝ったナリタキングオーや、2003年に牝馬三冠を達成したスティルインラブや、2004年のオークスを勝ったダイワエルシエーロといった名前ですね。
最近の生産馬ですぐに思い付くのは、2013年の桜花賞を勝ったアユサンや、2014年のマイルCSを勝ったダノンシャークや、2017年の菊花賞を勝ったキセキといった名前です。
「下河辺牧場」は、JRAの馬主資格を持っているオーナーブリーダーとして、50年近くも前から持ち馬を走らせていますけど、それとは別に、隆行オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2006年のことでして、それから今までに60頭ほどを持っていて、2013年には、レイカーラが3勝を上げるなど、全部で5勝を上げて、「9349万円」の賞金を稼いでいました。
一昨年は、ロンドンプランを使った小倉2歳Sで初めて重賞を勝つなど、5勝を上げて、稼いだ賞金は「1億0536万円」と、「7775万円」だった2021年を大きく上回っていたましたし、去年は9勝を上げて、稼いだ賞金が「1億5678万円」と、一昨年を上回っていたんですよ。
それに…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/11/22 (金) 18:31
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:長男が「競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
掲載日:2024/11/22 (金) 18:31
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:長男が「競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
お疲れさんです。
今回は、池添学先生の厩舎が京都2歳Sに使う、サラコスティについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとって、去年の2月28日(火)に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
その頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、一昨年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる、池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、「2025年度・競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
今回は、池添学先生の厩舎が京都2歳Sに使う、サラコスティについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとって、去年の2月28日(火)に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
その頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、一昨年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる、池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、「2025年度・競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/11/22 (金) 17:46
対象レース:2024/11/23(土)東京11R・キャピタルS
見出し:プロゴルファーの青木功さんが旧知の友人です
掲載日:2024/11/22 (金) 17:46
対象レース:2024/11/23(土)東京11R・キャピタルS
見出し:プロゴルファーの青木功さんが旧知の友人です
昨日から、アメリカのフロリダ州にある「ティブロン・ゴルフ・クラブ」では、米女子ツアーの最終戦となる、「CME・グループツアー選手権」が開催されております。
この大会には、日本から古江彩佳選手、笹生優花選手、畑岡奈紗選手、西郷真央選手の4名が参加しており、この会場は、池の多さや起伏の激しさから、難易度が高いコースとして知られておりますので、各選手がどのように攻略するのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーがキャピタルSに出走させる、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、私が確認したところ、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、一昨年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして今年は…
この大会には、日本から古江彩佳選手、笹生優花選手、畑岡奈紗選手、西郷真央選手の4名が参加しており、この会場は、池の多さや起伏の激しさから、難易度が高いコースとして知られておりますので、各選手がどのように攻略するのか、最後まで目が離せません。
まあ、私の趣味の話はさておき、ここから本題に入りますが、今回は、久米田正明オーナーがキャピタルSに出走させる、ロジリオンについての報告をしておきます。
皆様もよくご存知の通り、久米田オーナーは、山梨県笛吹市に本社を構えている、「ロジフレックス株式会社」の創業者です。
主に精密機器の輸送などを行っている同社は、東証1部上場企業の「横河電機株式会社」と、そのグループ企業の物流を担うため、1999年に設立されました。
そして現在は、取引先に、電子計測機器の業界最大手である「キーサイト・テクノロジー株式会社」などが名前を連ねており、山梨県の本社以外にも、東京、神奈川、大阪に計4つの営業所を構え、私が確認したところ、近年は毎年のように20億円近くの売上高を記録しておりますので、「ロジフレックス株式会社」を創業した久米田オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、久米田オーナーは、2007年にJRAの個人馬主資格を取得しており、馬主になった理由は、旧知の友人であるプロゴルファーの青木功さんから、「ダノン」の野田順弘(まさひろ)オーナーを紹介され、その際に「競馬が好きなら馬を持ちなさい」と勧められたからだそうです。
そして、2008年からJRAで馬を走らせており、この年に早くも、ロジユニヴァースで札幌2歳SとラジオNIKKEI杯2歳Sを制していた久米田オーナーは、翌年には同馬でダービーを制するなど、重賞2勝を含む8勝を上げ、過去最高となる「2億8434万円」の賞金を獲得しておりました。
また、2018年には、ロジクライが富士Sを制するなど、9勝を上げ、ダービーを制した2009年の次に多い、「1億8244万円」の賞金を獲得しております。
しかし、一昨年までの4年間は、
2019年→8勝・獲得賞金1億3805万円
2020年→1勝・獲得賞金5622万円
2021年→4勝・獲得賞金5857万円
2022年→3勝・獲得賞金4999万円
という形で数字が伸び悩んでおりました。
当然、昨年の久米田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年はキャリアハイとなる10勝を上げ、獲得賞金は「1億6047万円」と、一昨年を大きく上回っております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/21 (木) 19:07
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:乗り役時代に1985年のオークスを勝っとります
掲載日:2024/11/21 (木) 19:07
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:乗り役時代に1985年のオークスを勝っとります
ワシが気に入っとる時代劇映画の一つが、2000年に公開された「雨あがる」なんですわ。
これは、同じタイトルの小説が原作になっとって、性格が優し過ぎて武士として出世できとらん三沢伊兵衛と、妻のたよが、若侍同士の果し合いを仲裁したことがきっかけで、ちょっとしたトラブルに巻き込まれるっちゅうあらすじになっとって、ド派手なアクションシーンがあったりする映画ではないんやけど、観ると心が温まるエエ作品なんや。
で、ワシが今週の京阪杯で期待しとるのは、音無秀孝君が使う、モズメイメイなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
これは、同じタイトルの小説が原作になっとって、性格が優し過ぎて武士として出世できとらん三沢伊兵衛と、妻のたよが、若侍同士の果し合いを仲裁したことがきっかけで、ちょっとしたトラブルに巻き込まれるっちゅうあらすじになっとって、ド派手なアクションシーンがあったりする映画ではないんやけど、観ると心が温まるエエ作品なんや。
で、ワシが今週の京阪杯で期待しとるのは、音無秀孝君が使う、モズメイメイなんですわ。
音無君は、ラグビーボールやエルカーサリバーとかでお馴染みやった田中良平厩舎から、1979年に乗り役としてデビューしとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、1993年に引退するまでに、全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに音無君は、元々、料理人を目指しとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したんや。
乗り役を引退してからの音無君は、田中良平さんの長男、田中章博(のりひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと2016年のマイルCS、インディチャンプを使った2019年の安田記念とマイルCS、ピクシーナイトを使った2021年のスプリンターズSとか、今までに、GIの14勝を入れて重賞を89回も勝っとるんや。
2004年の音無厩舎は、48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼いどったし、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
中でも2009年は、「45勝・獲得賞金15億0488万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとったし、2010年は、「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、初めて「調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を走らせる方が向いとるんやろ。
2011年から2015年までは、成績が伸び悩んどったんやけど、その後は、
2016年→45勝・獲得賞金11億9467万円
2017年→47勝・獲得賞金12億2770万円
2018年→45勝・獲得賞金13億2507万円
2019年→43勝・獲得賞金13億1710万円
2020年→38勝・獲得賞金11億9437万円
2021年→34勝・獲得賞金10億9386万円
と書けば分かる通り、2021年まで6年続けて10億円以上の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの2年間は、
2022年→35勝・獲得賞金5億4170万円
2023年→27勝・獲得賞金6億3037万円
っちゅう成績で、10億円を大きく下回ってしもうたんですわ。
そんで今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/11/21 (木) 17:54
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:2回も「最高勝率調教師」を受賞していますね
掲載日:2024/11/21 (木) 17:54
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:2回も「最高勝率調教師」を受賞していますね
「読売ジャイアンツ」の山崎伊織投手が、今シーズンから3900万円アップの年棒9000万円で、契約更新を済ませました。
東海大学から入団して4年目の山崎投手は、今シーズン、24試合に登板して、10勝6敗、防御率が2・81という好成績を残していましたし、「ジャイアンツ」にとっては4年振りだった、リーグ優勝に大きく貢献していましたから、来シーズンの活躍も楽しみですね。
まあ、野球の話はここまでにして、ジャパンCで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、木村哲也君の厩舎が使ってくるチェルヴィニアです。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った木村君は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という好成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の木村君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という素晴らしい成績を残していました。
そして去年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいて、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」と、開業してから一番の数字になっていましたし、2018年に続いて二度目になる「最高勝率調教師」を受賞したんですよ。
ただ…
東海大学から入団して4年目の山崎投手は、今シーズン、24試合に登板して、10勝6敗、防御率が2・81という好成績を残していましたし、「ジャイアンツ」にとっては4年振りだった、リーグ優勝に大きく貢献していましたから、来シーズンの活躍も楽しみですね。
まあ、野球の話はここまでにして、ジャパンCで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、木村哲也君の厩舎が使ってくるチェルヴィニアです。
木村君は、家族や親戚に関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったので、元々、競馬の世界に進むつもりはなくて、神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうです。
でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働いて、その後は、アイルランドに行って馬のことを学んでいたんですよ。
2000年の4月、競馬学校の厩務員課程に入った木村君は、その年の10月から、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを管理していた、佐藤征助厩舎で厩務員をやって、次の年の5月からは、高橋裕(ゆたか)厩舎で調教助手をやっていました。
その後は、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員をやって、中川公成(ただしげ)厩舎で調教助手をやって、2010年に調教師の試験に受かると、次の年の6月に自分の厩舎を開業しています。
初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が16勝と順調に数字を伸ばしていて、2018年までの5年間も、
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
2016年→37勝・獲得賞金5億4819万円
2017年→33勝・獲得賞金5億8982万円
2018年→48勝・獲得賞金9億3209万円
という好成績を残していましたし、特に2018年は、プリモシーンでフェアリーSと関屋記念を勝って、ステルヴィオでスプリングSとマイルCSを勝つなど、開業してから一番の勝利数で、「最高勝率調教師」を受賞していたんですよ。
でも、その後の3年間は、
2019年→36勝・獲得賞金6億4672万円
2020年→34勝・獲得賞金7億1030万円
2021年→28勝・獲得賞金7億5699万円
と書けば分かる通りで、成績が伸び悩んでいましたから、一昨年の木村君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、ジオグリフで皐月賞を勝って、イクイノックスで天皇賞・秋と有馬記念を勝つなど、重賞を4勝、他も入れたら34勝を上げて、稼いだ賞金は「16億4896万円」という素晴らしい成績を残していました。
そして去年は、イクイノックスでドバイシーマクラシックを勝って、348万ドル(約4億5889万円)を稼いでいて、JRAでは、イクイノックスでジャパンCを勝つなど、重賞を8勝、他も入れたら44勝を上げて、稼いだ賞金が「18億6413万円」と、開業してから一番の数字になっていましたし、2018年に続いて二度目になる「最高勝率調教師」を受賞したんですよ。
ただ…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/11/21 (木) 15:12
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:武豊君が水泳部の後輩なんですわ
掲載日:2024/11/21 (木) 15:12
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:武豊君が水泳部の後輩なんですわ
まいど。
今週の京都2歳Sでは、石橋守が登録しとるウォータークラークが気になっとります。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通りで、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎で厩務員をやっとったんで、子供の頃から栗東で育ったんや。
そんで、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったそうですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンをやっとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
そんで、2012年の12月に、2回目の挑戦で調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋先生の厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったんや。
ただ、一昨年までの3年間は、
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
2022年→23勝・獲得賞金3億1649万円
っちゅう成績で、2019年の数字を下回っとったから、去年の石橋先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は「23勝・獲得賞金3億4211万円」ちゅう成績で、2019年を上回っとります。
そんで…
今週の京都2歳Sでは、石橋守が登録しとるウォータークラークが気になっとります。
ワシよりも皆さんの方がよう知っとる通りで、石橋先生は、親父さんの守義さんが、皐月賞や菊花賞を勝ったダイナナホウシユウや、桜花賞を勝ったホウシユウクインとかを管理しとった上田武司厩舎で厩務員をやっとったんで、子供の頃から栗東で育ったんや。
そんで、元々、身体が弱かった先生は、鍛えるために水泳を習っとって、中学生の頃には、県大会に出るほど速くなったそうですわ。
ちなみに石橋先生は、栗東中学の3年生やった時に水泳部のキャプテンをやっとって、そん時に1年生部員やったんが武豊君なんや。
それから先生は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、須貝尚介先生とか、武藤善則先生とか、岩戸孝樹先生とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に境直行厩舎からデビューしとりました。
乗り役時代は、ミスタースペインに乗った1992年の京阪杯で初めての重賞勝ちを飾っとって、その後も、ライブリマウントに乗った1995年のフェブラリーSとか、メイショウサムソンに乗った2006年の皐月賞とダービーとか、JRAの重賞を15勝しとって、通算で473勝を上げとったし、ライブリマウントで第1回のドバイワールドCに出て6着でしたな。
そんで、2012年の12月に、2回目の挑戦で調教師の試験に受かった先生は、次の年の2月に乗り役を引退して、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
乗り役を引退してから自分の厩舎を開業するまでの1年間は、技術調教師として河内洋先生の厩舎に所属して、馬のことだけやなくて、厩舎についての色んなことを学んどりました。
最初の年に、「6勝・獲得賞金1億2058万円」っちゅう成績を残しとった石橋先生は、その後、
2015年→8勝・獲得賞金1億4298万円
2016年→12勝・獲得賞金2億0993万円
2017年→12勝・獲得賞金1億9480万円
2018年→21勝・獲得賞金3億1506万円
2019年→18勝・獲得賞金3億2863万円
っちゅう形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねとったんや。
ただ、一昨年までの3年間は、
2020年→11勝・獲得賞金2億3272万円
2021年→14勝・獲得賞金2億8396万円
2022年→23勝・獲得賞金3億1649万円
っちゅう成績で、2019年の数字を下回っとったから、去年の石橋先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、去年は「23勝・獲得賞金3億4211万円」ちゅう成績で、2019年を上回っとります。
そんで…
発信者:調教師情報部・元調教師I
掲載日:2024/11/21 (木) 14:23
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:調教助手としてキャプテントゥーレを担当しとったんや
掲載日:2024/11/21 (木) 14:23
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:調教助手としてキャプテントゥーレを担当しとったんや
先週の東京スポーツ杯2歳Sは、斉藤崇史厩舎のクロワデュノールが勝って、ワシらに3連単2300円を取らせてくれましたな。
斉藤君は、開業4年目やった2019年にクロノジェネシスで秋華賞を勝ってから、4年連続でGIを勝っとったんやけど、去年は勝った重賞が全部GIIIやったし、稼いだ賞金が「7億7421万円」と、一昨年の「11億0689万円」を大きく下回っとったから、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったクロワデュノールには、「次はGIを勝って欲しい」と期待しとるんやろうな。
で、ワシは、今週の京阪杯やったら、牧浦充徳君が登録しとる、ヴェントヴォーチェが気になっとるんですわ。
京都出身の牧浦君は、競馬とは縁のない家庭に育ったんやけど、中学生の頃から馬術をやっとって、1991年の石川国体で3位に入っとったし、同志社大学に進んでからも馬術を続けとりました。
大学を出る前は、サラリーマンになるつもりで就職活動をしとったそうやけど、「やっぱり馬に携わる仕事がしたい」と思った牧浦君は、「社台ファーム」で2年くらい働いとったんや。
その後、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、2000年の4月から加用正厩舎で厩務員をやって、その年の8月から調教助手をやって、2002年から森秀行厩舎で調教助手をやっとりました。
皆さんもよう知っとる通りで、森厩舎におった頃は、2001年のフェブラリーSを勝ったノボトゥルーや、2003年の東京大賞典を勝ったスターキングマンや、2008年の皐月賞を勝ったキャプテントゥーレや、交流重賞を6つも勝ったアグネスジェダイとかを担当しとりましたな。
2009年に34歳の若さで調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した牧浦君は、最初の年こそ4勝止まりやったけど、その後は、2年目が9勝、3年目が13勝と、順調に勝ち星を増やしとったし、それからは、毎年2ケタの勝ち星を上げとります。
2017年は、今までで一番多い29勝を上げとって、「3億8682万円」の賞金を稼いどったし、この年は、ドンフォルティスを使った地方交流の北海道2歳優駿で初めて重賞を勝ったんやから、ホンマに嬉しかったんでしょうな。
2020年に牧浦君の厩舎は、2017年の次に多い26勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1459万円」と、前の年を大きく上回っとったんですわ。
そんで2021年は、ドライスタウトを使った地方交流の全日本2歳優駿で、初めてG1を勝ったんやけど、JRAでは「18勝・獲得賞金2億3985万円」と、前の年を大きく下回ってしもうたんや。
せやから、一昨年の牧浦君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、ヴェントヴォーチェを使ったキーンランドCで初めてJRAの重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億0624万円」っちゅう成績を残して、2021年を大きく上回っとったし、去年は、ドライスタウトで武蔵野Sを、ヴェントヴォーチェでオーシャンSを勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「5億2331万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ…
斉藤君は、開業4年目やった2019年にクロノジェネシスで秋華賞を勝ってから、4年連続でGIを勝っとったんやけど、去年は勝った重賞が全部GIIIやったし、稼いだ賞金が「7億7421万円」と、一昨年の「11億0689万円」を大きく下回っとったから、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったクロワデュノールには、「次はGIを勝って欲しい」と期待しとるんやろうな。
で、ワシは、今週の京阪杯やったら、牧浦充徳君が登録しとる、ヴェントヴォーチェが気になっとるんですわ。
京都出身の牧浦君は、競馬とは縁のない家庭に育ったんやけど、中学生の頃から馬術をやっとって、1991年の石川国体で3位に入っとったし、同志社大学に進んでからも馬術を続けとりました。
大学を出る前は、サラリーマンになるつもりで就職活動をしとったそうやけど、「やっぱり馬に携わる仕事がしたい」と思った牧浦君は、「社台ファーム」で2年くらい働いとったんや。
その後、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、2000年の4月から加用正厩舎で厩務員をやって、その年の8月から調教助手をやって、2002年から森秀行厩舎で調教助手をやっとりました。
皆さんもよう知っとる通りで、森厩舎におった頃は、2001年のフェブラリーSを勝ったノボトゥルーや、2003年の東京大賞典を勝ったスターキングマンや、2008年の皐月賞を勝ったキャプテントゥーレや、交流重賞を6つも勝ったアグネスジェダイとかを担当しとりましたな。
2009年に34歳の若さで調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した牧浦君は、最初の年こそ4勝止まりやったけど、その後は、2年目が9勝、3年目が13勝と、順調に勝ち星を増やしとったし、それからは、毎年2ケタの勝ち星を上げとります。
2017年は、今までで一番多い29勝を上げとって、「3億8682万円」の賞金を稼いどったし、この年は、ドンフォルティスを使った地方交流の北海道2歳優駿で初めて重賞を勝ったんやから、ホンマに嬉しかったんでしょうな。
2020年に牧浦君の厩舎は、2017年の次に多い26勝を上げて、稼いだ賞金は「4億1459万円」と、前の年を大きく上回っとったんですわ。
そんで2021年は、ドライスタウトを使った地方交流の全日本2歳優駿で、初めてG1を勝ったんやけど、JRAでは「18勝・獲得賞金2億3985万円」と、前の年を大きく下回ってしもうたんや。
せやから、一昨年の牧浦君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、一昨年は、ヴェントヴォーチェを使ったキーンランドCで初めてJRAの重賞を勝つなど、「24勝・獲得賞金4億0624万円」っちゅう成績を残して、2021年を大きく上回っとったし、去年は、ドライスタウトで武蔵野Sを、ヴェントヴォーチェでオーシャンSを勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「5億2331万円」と、今までで一番の数字やったんですわ。
ただ…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/21 (木) 13:59
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:モハメド殿下の人材育成プログラムに参加していたんですよ
掲載日:2024/11/21 (木) 13:59
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:モハメド殿下の人材育成プログラムに参加していたんですよ
どうもこんにちは。
今回は、フランスに厩舎を構えている、フランシス・グラーファル君がジャパンCに登録している、ゴリアットについての報告となります。
1977年にフランスで生まれたグラファール君は、お祖父さんが障害馬を生産していて、馬主だったこともあって、子供の頃から調教師になるのが夢だったんですよ。
グラファール君は、大学を卒業した後、競走馬セールをやっていることで有名なアイルランドの「ゴフス社」で働いていて、2003年に、モハメド殿下が人材育成プログラムとして創設した「ダーレー・フライング・スタート」の第1期生に応募して、450人もいた応募者の中から、合格者が12人だけという狭き門だったんですけど、これを無事に突破して、アイルランド、イギリス、アメリカ、オーストラリア、アラブ首長国連邦といった世界各国の厩舎などでアシスタントとして働きながら、2年間、馬のことを勉強していました。
「ダーレー・フライング・スタート」を修了した後は、イギリスのニューマーケットにある「ダーレー・レーシング・オフィス」で4年間働いて、2008年から、その年のフランスダービーや凱旋門などを勝ったザルカヴァなどを管理していたことでよく知られている、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
調教助手をやっていた時のグラファール君は、2010年のフランスオークス(G1)と2011年のサンクルー大賞(G1)などを勝ったサラフィナや、2009年のジャンリュクラガルデール賞(G1)を勝っていて、種牡馬としても、2020年の凱旋門賞を勝ったソットサスなど、活躍馬を何頭も出しているシユーニなどを担当していました。
そして、グラファール君は、2011年の10月にシャンティイで自分の厩舎を開業していて、ヨーロッパでは、冬の間に競馬を開催しないので、その年は0勝だったんですけど、次の年には、パールフルートを使ったシェーヌ賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っていました。
その後も、グラファール君は順調に実績を積み重ねていて、2015年には、イラプトを使ったパリ大賞(G1)で、初めてのG1勝ちを飾っていて、この馬でカナダのカナディアンインターナショナル(G1)も勝って、海外遠征を成功させていますし、その他にも、2020年のクイーンエリザベス2世S(G1)など、重賞を6勝したザレヴナントや、2019年のコロネーションS(G1)や、2020年のロートシルト賞(G1)を勝ったウォッチミーなどの活躍がよく知られていますね。
それに、2015年からは、獲得賞金で順位が決まるフランスの調教師リーディングで、毎年必ず15位以内に入っていますし、一昨年と去年はリーディング3位だったんですよ。
こうやって素晴らしい実績を残せているのは、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で、さっき名前を挙げたサラフィナやシユーニなど、走る馬を間近で見続けていた経験をしっかり活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
今回は、フランスに厩舎を構えている、フランシス・グラーファル君がジャパンCに登録している、ゴリアットについての報告となります。
1977年にフランスで生まれたグラファール君は、お祖父さんが障害馬を生産していて、馬主だったこともあって、子供の頃から調教師になるのが夢だったんですよ。
グラファール君は、大学を卒業した後、競走馬セールをやっていることで有名なアイルランドの「ゴフス社」で働いていて、2003年に、モハメド殿下が人材育成プログラムとして創設した「ダーレー・フライング・スタート」の第1期生に応募して、450人もいた応募者の中から、合格者が12人だけという狭き門だったんですけど、これを無事に突破して、アイルランド、イギリス、アメリカ、オーストラリア、アラブ首長国連邦といった世界各国の厩舎などでアシスタントとして働きながら、2年間、馬のことを勉強していました。
「ダーレー・フライング・スタート」を修了した後は、イギリスのニューマーケットにある「ダーレー・レーシング・オフィス」で4年間働いて、2008年から、その年のフランスダービーや凱旋門などを勝ったザルカヴァなどを管理していたことでよく知られている、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
調教助手をやっていた時のグラファール君は、2010年のフランスオークス(G1)と2011年のサンクルー大賞(G1)などを勝ったサラフィナや、2009年のジャンリュクラガルデール賞(G1)を勝っていて、種牡馬としても、2020年の凱旋門賞を勝ったソットサスなど、活躍馬を何頭も出しているシユーニなどを担当していました。
そして、グラファール君は、2011年の10月にシャンティイで自分の厩舎を開業していて、ヨーロッパでは、冬の間に競馬を開催しないので、その年は0勝だったんですけど、次の年には、パールフルートを使ったシェーヌ賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っていました。
その後も、グラファール君は順調に実績を積み重ねていて、2015年には、イラプトを使ったパリ大賞(G1)で、初めてのG1勝ちを飾っていて、この馬でカナダのカナディアンインターナショナル(G1)も勝って、海外遠征を成功させていますし、その他にも、2020年のクイーンエリザベス2世S(G1)など、重賞を6勝したザレヴナントや、2019年のコロネーションS(G1)や、2020年のロートシルト賞(G1)を勝ったウォッチミーなどの活躍がよく知られていますね。
それに、2015年からは、獲得賞金で順位が決まるフランスの調教師リーディングで、毎年必ず15位以内に入っていますし、一昨年と去年はリーディング3位だったんですよ。
こうやって素晴らしい実績を残せているのは、アラン・ドゥロワイエデュプレ厩舎で、さっき名前を挙げたサラフィナやシユーニなど、走る馬を間近で見続けていた経験をしっかり活かせているからなのでしょうね。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/19 (火) 17:38
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:イギリスの大学で自動車工学を学んでおりました
掲載日:2024/11/19 (火) 17:38
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:イギリスの大学で自動車工学を学んでおりました
皆さまお元気ですか。
今回は、京都2歳Sにスリーキングスを登録している辻子依旦(つじこ・よりかつ)オーナーについて報告させていただきます。
辻子オーナーの本業は、京都府京都市下京区に本社を構え、「ななめ上を行け」(GoFarBeyond)をスローガンに、「にゃんこ大戦争」といったスマートフォン向けゲームアプリの開発と配信などを手掛けている、「ポノス株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、辻子オーナーのお父様によって、ネジの制作会社として設立され、ネジの品質を見分ける画像処理システムの開発を行っていた部署が、当時、カメラの精度が低かったことなどにより事業化を断念し、その頃、ゲーム会社として大成功を収めていたカプコンを見習い、ゲーム開発を行うようになったのが起源です。
辻子オーナーは、高校を卒業した後、イギリスの「シティ大学ロンドン」(現在のロンドン大学シティ校)で自動車工学を学んでおり、当初はそのまま海外で働くつもりでしたが、お父様が体調を崩してしまったことなどから帰国し、自動車ディーラーで3年ほど働いた後、2011年、「ポノス株式会社」に入社し、2012年には、お父様の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社は、当初、プレイステーション用のゲームを開発しておりましたが、1999年に「NTTドコモ」が、携帯電話を使ったネット接続サービスである、「iモード」の提供を開始したことをきっかけに、携帯電話等のモバイル向けゲームを開発するようになったそうです。
同社の代表的な作品としては、冒頭で名前を挙げた「にゃんこ大戦争」が挙げられ、これは、当初、ガラケー向けのゲームアプリとして配信され、2012年の11月15日(木)に、スマートフォン向けのアプリが配信されてからは、これまでに累計9300万ダウンロードを記録している大人気ゲームとなっております。
辻子オーナーが代表取締役に就任して以降、同社は、「にゃんこ大戦争」の成功を皮切りに、2013年には現在の場所(京都府京都市下京区)に本社を移転し、2015年には東京都の渋谷区に「江戸オフィス」を設置しており、今年は、「なにもしない」や「KAKKUN」というアプリを配信するなど、順調に規模を拡大しておりますので、代表取締役であるオーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、辻子オーナーは、イギリスの大学で学んでいた経緯などからも分かるように、自動車業界へのサポートを積極的に行っており、以前は、「オルカ・レッド・ブル・レーシング」や「ロキット・ウィリアムズ・レーシング」といったF1のチームとスポンサー契約を締結しておりました。
そして、昨年には「ポノス・レーシング」としてモーターレーシング事業を開始し、6月にフランスで行われた「ル・マン24時間耐久レース」では、チームの総監督である辻子オーナーが自らハンドルを握り、「ジェントルマンドライバー」(40歳以上)としては唯一の完走を達成しております。
馬主としての辻子オーナーは、2020年からJRAで馬を走らせており、初年度は、出走させた頭数が少なかったことなどから未勝利に終わり、獲得賞金も「110万円」に留まっておりましたが、昨年までの3年間は、
2021年→0勝・獲得賞金517万円
2022年→3勝・獲得賞金3506万円
2023年→8勝・獲得賞金1億0354万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
そして今年は…
今回は、京都2歳Sにスリーキングスを登録している辻子依旦(つじこ・よりかつ)オーナーについて報告させていただきます。
辻子オーナーの本業は、京都府京都市下京区に本社を構え、「ななめ上を行け」(GoFarBeyond)をスローガンに、「にゃんこ大戦争」といったスマートフォン向けゲームアプリの開発と配信などを手掛けている、「ポノス株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、辻子オーナーのお父様によって、ネジの制作会社として設立され、ネジの品質を見分ける画像処理システムの開発を行っていた部署が、当時、カメラの精度が低かったことなどにより事業化を断念し、その頃、ゲーム会社として大成功を収めていたカプコンを見習い、ゲーム開発を行うようになったのが起源です。
辻子オーナーは、高校を卒業した後、イギリスの「シティ大学ロンドン」(現在のロンドン大学シティ校)で自動車工学を学んでおり、当初はそのまま海外で働くつもりでしたが、お父様が体調を崩してしまったことなどから帰国し、自動車ディーラーで3年ほど働いた後、2011年、「ポノス株式会社」に入社し、2012年には、お父様の後を継ぐ形で代表取締役に就任しました。
同社は、当初、プレイステーション用のゲームを開発しておりましたが、1999年に「NTTドコモ」が、携帯電話を使ったネット接続サービスである、「iモード」の提供を開始したことをきっかけに、携帯電話等のモバイル向けゲームを開発するようになったそうです。
同社の代表的な作品としては、冒頭で名前を挙げた「にゃんこ大戦争」が挙げられ、これは、当初、ガラケー向けのゲームアプリとして配信され、2012年の11月15日(木)に、スマートフォン向けのアプリが配信されてからは、これまでに累計9300万ダウンロードを記録している大人気ゲームとなっております。
辻子オーナーが代表取締役に就任して以降、同社は、「にゃんこ大戦争」の成功を皮切りに、2013年には現在の場所(京都府京都市下京区)に本社を移転し、2015年には東京都の渋谷区に「江戸オフィス」を設置しており、今年は、「なにもしない」や「KAKKUN」というアプリを配信するなど、順調に規模を拡大しておりますので、代表取締役であるオーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、辻子オーナーは、イギリスの大学で学んでいた経緯などからも分かるように、自動車業界へのサポートを積極的に行っており、以前は、「オルカ・レッド・ブル・レーシング」や「ロキット・ウィリアムズ・レーシング」といったF1のチームとスポンサー契約を締結しておりました。
そして、昨年には「ポノス・レーシング」としてモーターレーシング事業を開始し、6月にフランスで行われた「ル・マン24時間耐久レース」では、チームの総監督である辻子オーナーが自らハンドルを握り、「ジェントルマンドライバー」(40歳以上)としては唯一の完走を達成しております。
馬主としての辻子オーナーは、2020年からJRAで馬を走らせており、初年度は、出走させた頭数が少なかったことなどから未勝利に終わり、獲得賞金も「110万円」に留まっておりましたが、昨年までの3年間は、
2021年→0勝・獲得賞金517万円
2022年→3勝・獲得賞金3506万円
2023年→8勝・獲得賞金1億0354万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
そして今年は…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/11/19 (火) 16:40
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:「東京おもちゃショー2006」で発表していたのは
掲載日:2024/11/19 (火) 16:40
対象レース:2024/11/24(日)京都12R・京阪杯
見出し:「東京おもちゃショー2006」で発表していたのは
皆さんごきげんよう。
今回は、「株式会社栄進堂」が京阪杯に登録している、エイシンスポッターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、元々、玩具の製造を手掛けていた「株式会社栄進堂」は、2006年の7月に「東京ビッグサイト」(東京都江東区有明)で行われた「東京おもちゃショー2006」で、「レール間隔が3ミリ」、「縮尺が450分の1」という世界最小の鉄道模型・「Tゲージ」を発表していて、これがかなりの人気を博していましたけど、2010年には、この「Tゲージ」の製造権利を香港の鉄道模型会社に売却していましたの。
当時の私達は、その理由を「競馬に本腰を入れるため」と見ていて、実際に翌年(2011年)は、エーシンヴァーゴウがセントウルSとアイビスSDを制するなど、「67勝・獲得賞金11億4350万円」という過去最高の成績を残していたのですから、客観的に見て、「方針転換は大成功だった」と言えますわね。
ちなみに「栄進堂」は、北海道の浦河に生産の拠点として「栄進牧場」を、岡山県の真庭市に外厩施設の「エイシンステーブル」を有しているオーナーブリーダーでもありますわ。
同社は、長い間、平井豊光オーナー(故人)が代表を務めていましたけど、2013年の3月に豊光オーナーが亡くなられてからは、ご子息達が引き継いで、現在は、長男の宏承(ひろつぐ)オーナーが「栄進牧場」の代表を、次男の克彦オーナーが「エイシンステーブル」の代表を、それぞれ務めていますわね。
2015年の「栄進堂」は、エイシンヒカリでエプソムCと毎日王冠を制するなど、JRAで「41勝・獲得賞金8億3268万円」という成績を残していましたし、エイシンヒカリは、暮れの香港Cを制して、1着賞金1425万香港ドル(当時のレートで約2億0040万円)を獲得していましたから、合計すると10億円以上の賞金を獲得していましたわ。
そして、2021年までの6年間は、
2016年→27勝・獲得賞金6億1423万円
2017年→17勝・獲得賞金3億2233万円
2018年→24勝・獲得賞金3億2011万円
2019年→9勝・獲得賞金1億9236万円
2020年→12勝・獲得賞金1億8274万円
2021年→11勝・獲得賞金1億8072万円
と記せば分かるように、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっていましたけど、一昨年は、エイシンクリックを出走させた阪神スプリングジャンプで6年振りに重賞を制したことなどから、獲得賞金が「2億1793万円」と、巻き返しに成功していましたの。
ただ、昨年は、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金が「1億7439万円」と、一昨年を下回っていましたから、今年を迎えるにあたっては、同社の関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は…
今回は、「株式会社栄進堂」が京阪杯に登録している、エイシンスポッターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、元々、玩具の製造を手掛けていた「株式会社栄進堂」は、2006年の7月に「東京ビッグサイト」(東京都江東区有明)で行われた「東京おもちゃショー2006」で、「レール間隔が3ミリ」、「縮尺が450分の1」という世界最小の鉄道模型・「Tゲージ」を発表していて、これがかなりの人気を博していましたけど、2010年には、この「Tゲージ」の製造権利を香港の鉄道模型会社に売却していましたの。
当時の私達は、その理由を「競馬に本腰を入れるため」と見ていて、実際に翌年(2011年)は、エーシンヴァーゴウがセントウルSとアイビスSDを制するなど、「67勝・獲得賞金11億4350万円」という過去最高の成績を残していたのですから、客観的に見て、「方針転換は大成功だった」と言えますわね。
ちなみに「栄進堂」は、北海道の浦河に生産の拠点として「栄進牧場」を、岡山県の真庭市に外厩施設の「エイシンステーブル」を有しているオーナーブリーダーでもありますわ。
同社は、長い間、平井豊光オーナー(故人)が代表を務めていましたけど、2013年の3月に豊光オーナーが亡くなられてからは、ご子息達が引き継いで、現在は、長男の宏承(ひろつぐ)オーナーが「栄進牧場」の代表を、次男の克彦オーナーが「エイシンステーブル」の代表を、それぞれ務めていますわね。
2015年の「栄進堂」は、エイシンヒカリでエプソムCと毎日王冠を制するなど、JRAで「41勝・獲得賞金8億3268万円」という成績を残していましたし、エイシンヒカリは、暮れの香港Cを制して、1着賞金1425万香港ドル(当時のレートで約2億0040万円)を獲得していましたから、合計すると10億円以上の賞金を獲得していましたわ。
そして、2021年までの6年間は、
2016年→27勝・獲得賞金6億1423万円
2017年→17勝・獲得賞金3億2233万円
2018年→24勝・獲得賞金3億2011万円
2019年→9勝・獲得賞金1億9236万円
2020年→12勝・獲得賞金1億8274万円
2021年→11勝・獲得賞金1億8072万円
と記せば分かるように、獲得賞金が「完全に右肩下がり」となっていましたけど、一昨年は、エイシンクリックを出走させた阪神スプリングジャンプで6年振りに重賞を制したことなどから、獲得賞金が「2億1793万円」と、巻き返しに成功していましたの。
ただ、昨年は、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金が「1億7439万円」と、一昨年を下回っていましたから、今年を迎えるにあたっては、同社の関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈ですわ。
実際、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/19 (火) 15:26
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:凱旋門賞を勝っているデインドリームの厩舎などで…
掲載日:2024/11/19 (火) 15:26
対象レース:2024/11/24(日)東京12R・ジャパンC
見出し:凱旋門賞を勝っているデインドリームの厩舎などで…
どうもこんにちは。
今回は、ドイツに厩舎を構えている、サラ・シュタインベルク調教師がジャパンCに登録している、ファンタスティックムーンについての報告となります。
サラさんの実家は、競馬とは全く縁が無くて、サラさん自身も、小さい頃、競馬について覚えていることと言えば、叔母さんがアラブの馬を飼っていたことと、ドイツダービーをテレビで観たことぐらいだったそうです。
ただ、休みの日をポニーの牧場で過ごしたことがきっかけで、馬に興味を持ち始めたそうですね。
その後は、ケルンにあるアンドレアス・トリブル厩舎で騎手見習いをやっていましたし、その他にも、2011年の凱旋門賞や、2012年のキングジョージ&クイーンエリザベスSなど、G1を6勝したデインドリームを管理していたペーター・シールゲン厩舎や、2017年のドイツダービーを勝ったヴィントシュトースを管理していたマルクス・クルーク厩舎といった、ドイツではよく知られている大きな厩舎で、調教の手伝いをしていたんですよ。
そして、サラさんは、ウォルフガング・フィゲ厩舎を引き継ぐ形で、2016年に自分の厩舎を開業していて、その年に、ナイトウィッシュを使ったヴィシー大賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っています。
それからも、サラさんの厩舎は順調に実績を積み重ねていて、2020年には、日本の皐月賞にあたるドイツ2000ギニー(G2)を勝っていますし、一昨年には、メンドシーノを使ったバーデン大賞(G1)で初めてのG1勝ちを飾っていて、女性の調教師がこのレースを勝ったのは、初めてのことだったんですよ。
ドイツでは、競走馬のほとんどが、先ほど名前を挙げたペーター・シールゲン厩舎のような、実績があって有名な厩舎に集まりますし、サラさんの厩舎は、人手が足りないこともあって、敢えて管理する頭数を増やさないようにしているそうです。
ただ、それでもこうやって素晴らしい実績を残していますし、今年は、ファンタスティックムーンでバーデン経済大賞(G3)とバーデン大賞(G1)を勝っていて、その他にも、クエストザムーンでドイツ統一賞(G3)を勝つなど、全部で10勝を上げて、勝利数順のリーディングで29位になっていますから、サラさんが調教師として優れているのは間違いないでしょうね。
今週、1着賞金が5億円のジャパンCに登録しているファンタスティックムーンは…
今回は、ドイツに厩舎を構えている、サラ・シュタインベルク調教師がジャパンCに登録している、ファンタスティックムーンについての報告となります。
サラさんの実家は、競馬とは全く縁が無くて、サラさん自身も、小さい頃、競馬について覚えていることと言えば、叔母さんがアラブの馬を飼っていたことと、ドイツダービーをテレビで観たことぐらいだったそうです。
ただ、休みの日をポニーの牧場で過ごしたことがきっかけで、馬に興味を持ち始めたそうですね。
その後は、ケルンにあるアンドレアス・トリブル厩舎で騎手見習いをやっていましたし、その他にも、2011年の凱旋門賞や、2012年のキングジョージ&クイーンエリザベスSなど、G1を6勝したデインドリームを管理していたペーター・シールゲン厩舎や、2017年のドイツダービーを勝ったヴィントシュトースを管理していたマルクス・クルーク厩舎といった、ドイツではよく知られている大きな厩舎で、調教の手伝いをしていたんですよ。
そして、サラさんは、ウォルフガング・フィゲ厩舎を引き継ぐ形で、2016年に自分の厩舎を開業していて、その年に、ナイトウィッシュを使ったヴィシー大賞(G3)で初めての重賞勝ちを飾っています。
それからも、サラさんの厩舎は順調に実績を積み重ねていて、2020年には、日本の皐月賞にあたるドイツ2000ギニー(G2)を勝っていますし、一昨年には、メンドシーノを使ったバーデン大賞(G1)で初めてのG1勝ちを飾っていて、女性の調教師がこのレースを勝ったのは、初めてのことだったんですよ。
ドイツでは、競走馬のほとんどが、先ほど名前を挙げたペーター・シールゲン厩舎のような、実績があって有名な厩舎に集まりますし、サラさんの厩舎は、人手が足りないこともあって、敢えて管理する頭数を増やさないようにしているそうです。
ただ、それでもこうやって素晴らしい実績を残していますし、今年は、ファンタスティックムーンでバーデン経済大賞(G3)とバーデン大賞(G1)を勝っていて、その他にも、クエストザムーンでドイツ統一賞(G3)を勝つなど、全部で10勝を上げて、勝利数順のリーディングで29位になっていますから、サラさんが調教師として優れているのは間違いないでしょうね。
今週、1着賞金が5億円のジャパンCに登録しているファンタスティックムーンは…
発信者:馬主情報部・馬主B
掲載日:2024/11/18 (月) 19:52
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:大阪を拠点に高速道路の管理などを手掛けております
掲載日:2024/11/18 (月) 19:52
対象レース:2024/11/23(土)京都11R・京都2歳S
見出し:大阪を拠点に高速道路の管理などを手掛けております
8日(金)、厚生労働省が、インフルエンザの流行期に入ったと発表しました。
実際、ここ2週間は、インフルエンザの感染者数が多くの都道府県で増加しており、特に沖縄県では、1医療機関あたりの感染者数が7・38人という高い数字になっておりますので、今後は、予防接種やマスクや手洗いうがいなどの感染対策を徹底するべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田幸治オーナーが京都2歳Sに登録している、テイクイットオールのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーの本業は、大阪府大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長です。
1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2024年3月期」の売上高は「230億円」という素晴らしい数字でした。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26の支店を構えており、約2500名の従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートル・東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・キャッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された、その完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。
そして、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、一昨年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
しかし、昨年は、一昨年の半分となる11勝に終わり、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、一昨年の4割に留まっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。
当然、今年を迎えるにあたって前田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり…
実際、ここ2週間は、インフルエンザの感染者数が多くの都道府県で増加しており、特に沖縄県では、1医療機関あたりの感染者数が7・38人という高い数字になっておりますので、今後は、予防接種やマスクや手洗いうがいなどの感染対策を徹底するべきでしょう。
それはさておき、今回のご報告内容をお伝えしておきますと、本日、私がお伝えするのは、前田幸治オーナーが京都2歳Sに登録している、テイクイットオールのことでございます。
皆様もよくご存知の通り、前田オーナーの本業は、大阪府大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長です。
1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2024年3月期」の売上高は「230億円」という素晴らしい数字でした。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に26の支店を構えており、約2500名の従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートル・東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。
「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。
また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・キャッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された、その完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられます。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。
そして、2021年までの3年間は、
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたが、一昨年は、ジャンダルムでオーシャンSとスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、獲得賞金は「7億1019万円」と、前年の倍近くとなっており、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制するなど、巻き返しに成功しております。
しかし、昨年は、一昨年の半分となる11勝に終わり、重賞を勝てなかったこともあり、獲得賞金は「2億7769万円」と、一昨年の4割に留まっておりました(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。
当然、今年を迎えるにあたって前田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈であり…
発信者:馬主情報部・馬主秘書G
掲載日:2024/11/16 (土) 18:37
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:「大東建託株式会社」などが取引先です
掲載日:2024/11/16 (土) 18:37
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:「大東建託株式会社」などが取引先です
お疲れさまです。
今回、私から報告させていただきますのは、石川達絵オーナーがマイルCSに出走させる、ソウルラッシュについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、石川オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長です。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもあります。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立され、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供しており、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始し、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、一昨年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させております。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信など、ニーズに合わせたコンテンツを提供し続け、2021年は、4月15日(日)から「ミアステール~デズニフの遺跡~」というアクションゲームを配信しておりました。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れており、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けております。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れておりますので、その代表取締役社長である石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせており、初年度こそ未勝利に終わったものの、それから2018年までは、
2011年→2勝・獲得賞金2060万円
2012年→1勝・獲得賞金2123万円
2013年→2勝・獲得賞金3054万円
2014年→2勝・獲得賞金3415万円
2015年→3勝・獲得賞金5352万円
2016年→3勝・獲得賞金5615万円
2017年→12勝・獲得賞金2億9094万円
2018年→10勝・獲得賞金4億5523万円
と、順調に獲得賞金を増やしており、2017年には、キセキで菊花賞を制し、「初の重賞勝ち」をGIで飾っておりました。
しかし、その後の3年間は、
2019年→4勝・獲得賞金2億2657万円
2020年→12勝・獲得賞金2億5796万円
2021年→14勝・獲得賞金2億3536万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいたため、一昨年の石川オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ソウルラッシュでマイラーズCを制するなど、「19勝・獲得賞金3億9127万円」という成績を残して、前年を大きく上回っており、昨年は、ビッグリボンでマーメイドSを制し、ソウルラッシュで京成杯AHを制するなど、過去最多の22勝を上げ、獲得賞金が「4億7845万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
ただ…
今回、私から報告させていただきますのは、石川達絵オーナーがマイルCSに出走させる、ソウルラッシュについての情報でございます。
皆様もよくご存知の通り、石川オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長です。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもあります。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立され、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供しており、2010年頃には、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始し、現在では、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールや、一昨年の11月に提供を開始した「USA懸賞ゲームアプリ」など、コンテンツを充実させております。
更に同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信など、ニーズに合わせたコンテンツを提供し続け、2021年は、4月15日(日)から「ミアステール~デズニフの遺跡~」というアクションゲームを配信しておりました。
その上、最近では、コンビニ商品のクーポン券や金券などのデジタルギフトを配布することで、キャンペーンの実施や集客の促進が行えるソリューションシステムの「dgift」に力を入れており、「株式会社スクウェア・エニックス」や、「株式会社KADOKAWA」や、「大東建託株式会社」といった大手企業に導入されるなど、多岐に渡る事業を手掛けております。
更に同社は、2011年の3月に「東日本大震災」が発生した際、日本赤十字社を通じて1000万円を寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れておりますので、その代表取締役社長である石川オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせており、初年度こそ未勝利に終わったものの、それから2018年までは、
2011年→2勝・獲得賞金2060万円
2012年→1勝・獲得賞金2123万円
2013年→2勝・獲得賞金3054万円
2014年→2勝・獲得賞金3415万円
2015年→3勝・獲得賞金5352万円
2016年→3勝・獲得賞金5615万円
2017年→12勝・獲得賞金2億9094万円
2018年→10勝・獲得賞金4億5523万円
と、順調に獲得賞金を増やしており、2017年には、キセキで菊花賞を制し、「初の重賞勝ち」をGIで飾っておりました。
しかし、その後の3年間は、
2019年→4勝・獲得賞金2億2657万円
2020年→12勝・獲得賞金2億5796万円
2021年→14勝・獲得賞金2億3536万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいたため、一昨年の石川オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、ソウルラッシュでマイラーズCを制するなど、「19勝・獲得賞金3億9127万円」という成績を残して、前年を大きく上回っており、昨年は、ビッグリボンでマーメイドSを制し、ソウルラッシュで京成杯AHを制するなど、過去最多の22勝を上げ、獲得賞金が「4億7845万円」というキャリアハイの数字となっておりました。
ただ…
発信者:馬主情報部・生産者S
掲載日:2024/11/16 (土) 17:45
対象レース:2024/11/17(日)福島11R・福島民友C
見出し:ジョーカプチーノなどの育成を手掛けていますね
掲載日:2024/11/16 (土) 17:45
対象レース:2024/11/17(日)福島11R・福島民友C
見出し:ジョーカプチーノなどの育成を手掛けていますね
先週の福島記念は、「三嶋牧場」の生産馬ダンディズムが3着に入って、私達に3連複19070円というオイシイ馬券を取らせてくれましたね。
宿泊施設として人気の「うらかわ優駿ビレッジAERU」のすぐそばにある「三嶋牧場」は、戦前から馬を生産していた老舗で、今は三嶋昌春さんが代表をやっています。
昌春さんの甥っ子で、取締役の三嶋健一郎さんは、少し前まで「ダーレー・ジャパン」の代表をやっていたんですよ。
今年の「三嶋牧場」は、天皇賞・春などを勝ったテーオーロイヤル、スプリンターズSなどを勝ったルガル、毎日杯と神戸新聞杯を勝ったメイショウタバルなど、生産馬が大活躍していますし、福島記念で3着だったダンディズムには、代表の昌春さんをはじめとした牧場の関係者全員が、「次は重賞を勝って欲しい」と期待しているのでしょうね。
さて、そろそろ本題に入っておきますが、今回は、山口裕介オーナーが福島民友Cに使う、ナチュラルハイについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、山口オーナーは、浦河にある育成牧場・「山口ステーブル」の代表です。
2003年に設立された「山口ステーブル」は、「軽種馬育成調教センター」(BTC)の南門を出てすぐの場所にあって、今までに育成と調教を手掛けた馬には、2007年のクイーンCを勝ったイクスキューズや、2009年のNHKマイルCなど、重賞を3勝したジョーカプチーノや、2014年の兵庫ジュニアグランプリ(地方交流重賞)を勝ったジャジャウマナラシや、2019年の全日本2歳優駿(地方交流G1)を勝ったヴァケーションや、2020年の全日本2歳優駿を勝ったアランバローズなどがいます。
山口オーナーは、フェアリーSを勝ったアポロティアラや京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブなどの育成を手掛けた「内田ステーブル」の内田裕也さんや、天皇賞・秋や香港Cなど、G1を6勝したモーリスや、天皇賞・春を勝ったジャガーメイルなどの育成を手掛けた「大作ステーブル」の村田大作さんと立ち上げた組合馬主、「スリースターズレーシング」の名義で、2010年からJRAで馬を走らせているんですよ。
そして2017年からは、山口オーナー自身の名義でもJRAで馬を走らせていて、最初の年は「3勝・獲得賞金3916万円」という成績でしたけど、2018年は「4勝・獲得賞金6447万円」と数字を伸ばしていました。
ただ、その後の3年間は、
2019年→3勝・獲得賞金5006万円
2020年→3勝・獲得賞金3692万円
2021年→2勝・獲得賞金2926万円
という形で賞金が右肩下がりになっていましたから、一昨年の山口オーナーは、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年と去年は、
2022年→4勝・獲得賞金9329万円
2023年→5勝・獲得賞金9673万円
と書けば分かる通り、キッチリ巻き返しに成功していて、特に去年は、勝利数と稼いだ賞金のどちらも今までで一番の数字だったんですよ。
でも…
宿泊施設として人気の「うらかわ優駿ビレッジAERU」のすぐそばにある「三嶋牧場」は、戦前から馬を生産していた老舗で、今は三嶋昌春さんが代表をやっています。
昌春さんの甥っ子で、取締役の三嶋健一郎さんは、少し前まで「ダーレー・ジャパン」の代表をやっていたんですよ。
今年の「三嶋牧場」は、天皇賞・春などを勝ったテーオーロイヤル、スプリンターズSなどを勝ったルガル、毎日杯と神戸新聞杯を勝ったメイショウタバルなど、生産馬が大活躍していますし、福島記念で3着だったダンディズムには、代表の昌春さんをはじめとした牧場の関係者全員が、「次は重賞を勝って欲しい」と期待しているのでしょうね。
さて、そろそろ本題に入っておきますが、今回は、山口裕介オーナーが福島民友Cに使う、ナチュラルハイについての報告をしておきます。
皆さんもよく知っていると思いますが、山口オーナーは、浦河にある育成牧場・「山口ステーブル」の代表です。
2003年に設立された「山口ステーブル」は、「軽種馬育成調教センター」(BTC)の南門を出てすぐの場所にあって、今までに育成と調教を手掛けた馬には、2007年のクイーンCを勝ったイクスキューズや、2009年のNHKマイルCなど、重賞を3勝したジョーカプチーノや、2014年の兵庫ジュニアグランプリ(地方交流重賞)を勝ったジャジャウマナラシや、2019年の全日本2歳優駿(地方交流G1)を勝ったヴァケーションや、2020年の全日本2歳優駿を勝ったアランバローズなどがいます。
山口オーナーは、フェアリーSを勝ったアポロティアラや京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブなどの育成を手掛けた「内田ステーブル」の内田裕也さんや、天皇賞・秋や香港Cなど、G1を6勝したモーリスや、天皇賞・春を勝ったジャガーメイルなどの育成を手掛けた「大作ステーブル」の村田大作さんと立ち上げた組合馬主、「スリースターズレーシング」の名義で、2010年からJRAで馬を走らせているんですよ。
そして2017年からは、山口オーナー自身の名義でもJRAで馬を走らせていて、最初の年は「3勝・獲得賞金3916万円」という成績でしたけど、2018年は「4勝・獲得賞金6447万円」と数字を伸ばしていました。
ただ、その後の3年間は、
2019年→3勝・獲得賞金5006万円
2020年→3勝・獲得賞金3692万円
2021年→2勝・獲得賞金2926万円
という形で賞金が右肩下がりになっていましたから、一昨年の山口オーナーは、「キッチリ巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年と去年は、
2022年→4勝・獲得賞金9329万円
2023年→5勝・獲得賞金9673万円
と書けば分かる通り、キッチリ巻き返しに成功していて、特に去年は、勝利数と稼いだ賞金のどちらも今までで一番の数字だったんですよ。
でも…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/16 (土) 16:21
対象レース:2024/11/17(日)東京11R・霜月S
見出し:高校を出てから調理師の専門学校に通っとったんや
掲載日:2024/11/16 (土) 16:21
対象レース:2024/11/17(日)東京11R・霜月S
見出し:高校を出てから調理師の専門学校に通っとったんや
ワシが大好きな大河ドラマの一つが、1987年に放送されとった、「独眼竜政宗」なんですわ。
タイトルから分かる通り、これは伊達政宗が主役になっとって、どの回も見応えがある内容ばかりで、平均視聴率が「39・7%」っちゅう、大河ドラマの中では一番の数字やったし、主演の渡辺謙さんがホンマにエエ演技をしとるんや。
で、ワシが今週の霜月Sで期待しとるのは、浜田多実雄君が使う、フルムなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも巻き返したい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8753万円」と、2015年を上回っとったんですわ。
そんで…
タイトルから分かる通り、これは伊達政宗が主役になっとって、どの回も見応えがある内容ばかりで、平均視聴率が「39・7%」っちゅう、大河ドラマの中では一番の数字やったし、主演の渡辺謙さんがホンマにエエ演技をしとるんや。
で、ワシが今週の霜月Sで期待しとるのは、浜田多実雄君が使う、フルムなんですわ。
浜田君は、高校を卒業した後、調理師の専門学校に通っとって、この学校が夜間やったんで、昼間は喫茶店でアルバイトをしとったんや。
そんで、大の競馬好きやったここのマスターに勧められて、調理師やなくて、競馬の道に進むことに決めたんですわ。
専門学校を卒業した浜田君は、三重県の員弁郡東員町(いなべぐん・とういんちょう)にある「三重ホーストレーニングセンター」で働き始めて、それから4年くらいここにおって、1997年の7月に競馬学校の厩務員課程に入っとりました。
次の年の1月に競馬学校を出た浜田君は、宝塚記念を勝ったスズカコバンや、エリザベス女王杯を勝ったタケノベルベットや、ダービーを勝ったフサイチコンコルドとかでお馴染みやった小林稔厩舎で厩務員をやって、その年の6月から調教助手をやっとったんや。
そんで、小林さんが定年になった1999年からは、谷潔厩舎で調教助手をやって、2012年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、「5勝・獲得賞金8287万円」っちゅう成績やったけど、次の年に「12勝・獲得賞金2億8790万円」と、一気に数字を伸ばすと、3年目の2015年には、「21勝・獲得賞金3億8578万円」っちゅう成績を残したんですわ。
けど、それから一昨年までは、
2016年→18勝・獲得賞金3億1070万円
2017年→12勝・獲得賞金2億8738万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2481万円
2019年→15勝・獲得賞金2億5201万円
2020年→18勝・獲得賞金3億5448万円
2021年→9勝・獲得賞金2億0720万円
2022年→14勝・獲得賞金2億5784万円
と書けば分かる通りで、開業3年目やった2015年の数字をずっと下回っとったんや。
もちろん、去年の浜田君は、「何が何でも巻き返したい」と気合いを入れとったんやろうし、実際、去年は今までで一番多い24勝を上げて、稼いだ賞金は「3億8753万円」と、2015年を上回っとったんですわ。
そんで…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/15 (金) 18:54
対象レース:2024/11/16(土)東京11R・東京スポーツ杯2歳S
見出し:ランボルギーニなどの直営正規ディーラーを…
掲載日:2024/11/15 (金) 18:54
対象レース:2024/11/16(土)東京11R・東京スポーツ杯2歳S
見出し:ランボルギーニなどの直営正規ディーラーを…
皆さまお元気ですか。
今回は、東京スポーツ杯2歳Sにジーティーマンを出走させる田畑利彦オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田畑オーナーは、兵庫県神戸市に本社を構え、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「GLION(ジーライオン)グループ」の創業者です。
同グループが傘下に収めている企業としては、
■輸入車ディーラー事業(フェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、ポルシェなどの直営正規ディーラーを運営)
「株式会社モトーレン阪神」、「株式会社アルコン」、「株式会社バロウ」など
■国産車ディーラー事業(日産、スズキ、三菱の直営正規ディーラーを運営)
「株式会社スズキ中兵庫販売」、「大阪中央スズキ販売株式会社」、「奈良日産自動車株式会社」など
■中古車小売事業
「株式会社クインオート」、「益田自動車工業株式会社」、「株式会社オートビレッジ」など
■自動車卸売事業
「株式会社クラモチオートサービス」など
■自動車部品販売事業
「株式会社オーエス技研」など
■レンタカー事業
「株式会社ジーライオンレンタリース」、「Gライオン・レントオール株式会社」など
といった名前が挙げられます。
更に同グループは、中国、韓国、ドイツ、ハワイ、ミャンマー、タイ、モンゴル、ベトナムなど、海外にも多くの事業拠点を構えておりますので、これらの事業を手掛ける大企業を築いたオーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
また、田畑オーナーは、一口馬主クラブ「ライオンレースホース」の愛馬会法人である、「サラブレッドクラブ・ライオン」の代表でもあります。
個人馬主としての田畑オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、これまでに140頭近くを所有しており、その中で代表的な存在としては、2010年のファルコンSで2着に入ったトシギャングスターや、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制したグランドボヌールなどが挙げられ、2017年は、「13勝・獲得賞金2億4108万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2018年→11勝・獲得賞金1億7899万円
2019年→9勝・獲得賞金1億3860万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3080万円
2021年→4勝・獲得賞金8667万円
2022年→5勝・獲得賞金1億1743万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を下回っていたため、昨年の田畑オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は8勝を上げ、獲得賞金が「1億6699万円」と、過去5年の数字を大きく上回っております。
そして今年は…
今回は、東京スポーツ杯2歳Sにジーティーマンを出走させる田畑利彦オーナーについて報告させていただきます。
皆さまもよくご存知の通り、田畑オーナーは、兵庫県神戸市に本社を構え、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「GLION(ジーライオン)グループ」の創業者です。
同グループが傘下に収めている企業としては、
■輸入車ディーラー事業(フェラーリ、マセラティ、ランボルギーニ、ポルシェなどの直営正規ディーラーを運営)
「株式会社モトーレン阪神」、「株式会社アルコン」、「株式会社バロウ」など
■国産車ディーラー事業(日産、スズキ、三菱の直営正規ディーラーを運営)
「株式会社スズキ中兵庫販売」、「大阪中央スズキ販売株式会社」、「奈良日産自動車株式会社」など
■中古車小売事業
「株式会社クインオート」、「益田自動車工業株式会社」、「株式会社オートビレッジ」など
■自動車卸売事業
「株式会社クラモチオートサービス」など
■自動車部品販売事業
「株式会社オーエス技研」など
■レンタカー事業
「株式会社ジーライオンレンタリース」、「Gライオン・レントオール株式会社」など
といった名前が挙げられます。
更に同グループは、中国、韓国、ドイツ、ハワイ、ミャンマー、タイ、モンゴル、ベトナムなど、海外にも多くの事業拠点を構えておりますので、これらの事業を手掛ける大企業を築いたオーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
また、田畑オーナーは、一口馬主クラブ「ライオンレースホース」の愛馬会法人である、「サラブレッドクラブ・ライオン」の代表でもあります。
個人馬主としての田畑オーナーは、私が確認したところ、JRAで馬を走らせ始めたのが2008年でして、これまでに140頭近くを所有しており、その中で代表的な存在としては、2010年のファルコンSで2着に入ったトシギャングスターや、2019年に地方交流重賞のサマーチャンピオンを制したグランドボヌールなどが挙げられ、2017年は、「13勝・獲得賞金2億4108万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2018年→11勝・獲得賞金1億7899万円
2019年→9勝・獲得賞金1億3860万円
2020年→7勝・獲得賞金1億3080万円
2021年→4勝・獲得賞金8667万円
2022年→5勝・獲得賞金1億1743万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を下回っていたため、昨年の田畑オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、昨年は8勝を上げ、獲得賞金が「1億6699万円」と、過去5年の数字を大きく上回っております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/11/15 (金) 17:38
対象レース:2024/11/16(土)福島11R・キビタキS
見出し:実家はエイティーンガールの生産牧場なんですわ
掲載日:2024/11/15 (金) 17:38
対象レース:2024/11/16(土)福島11R・キビタキS
見出し:実家はエイティーンガールの生産牧場なんですわ
まいど。
今週のキビタキSでは、庄野靖志先生が使うシカゴスティングが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、庄野靖志先生は、少し前まで「庄野牧場」(住所:北海道沙流郡日高町美原6-2)の代表をやっとった庄野昭彦さんの次男で、この牧場は、1991年の中日新聞杯を勝ったショウリテンユウや、2021年の京成杯を勝ったエイティーンガールなどを生産したことでよう知られとりますな。
今の「庄野牧場」は、先生のお兄さんの宏志さんが後を継いどるんやけど、元々は、靖志先生も親父さんと同じように牧場の仕事をしようと思っとったそうで、高校を出た後は、日本大学の獣医学部に進学しとりました。
日本大学の獣医学部っちゅうたら、靖志先生の他にも、ダービーを勝ったアイネスフウジンでよう知られとる加藤修甫さんや、NHKマイルCなどを勝ったタイキフォーチュンや、2002年と2003年の根岸Sを勝って、交流重賞でも大活躍したサウスヴィグラスとかでよう知られとる高橋祥泰(よしやす)さんなどが卒業しとりますな。
靖志先生は、大学を卒業して実家に戻ってから、調教師として、1979年のダービーと1981年の天皇賞・春を勝ったカツラノハイセイコや、1988年の桜花賞を勝ったアラホウトクとかを管理しとった大叔父の庄野穂積さんに馬のことを教わったそうで、そん時に、「将来は調教師になる」と決めたそうですわ。
そんで、1996年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から、マーメイドSを勝ったシャイニンレーサーや、ウインターSを勝ったマチカネワラウカドとかを管理しとった高橋隆厩舎で10年くらい調教助手をやって、2006年に調教師の試験に受かって、次の年に厩舎を開業しとります。
初めの年こそ、使った頭数が少なかったんで4勝止まりやったけど、その後は、2年目やった2008年が10勝、3年目やった2009年も10勝、4年目やった2010年が12勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、2015年からの5年間は、
2015年→22勝・獲得賞金4億2838万円
2016年→29勝・獲得賞金4億7630万円
2017年→15勝・獲得賞金5億0574万円
2018年→26勝・獲得賞金7億3989万円
2019年→24勝・獲得賞金8億3866万円
っちゅう安定した成績を残しとって、特に2019年は、プールヴィルを使ったフィリーズレビューと、レッドアンシェルを使ったCBC賞と、スワーヴリチャードを使ったジャパンCを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどりました。
せやけど、その後は、
2020年→16勝・獲得賞金3億8886万円
2021年→19勝・獲得賞金3億5371万円
2022年→12勝・獲得賞金2億7421万円
2023年→19勝・獲得賞金3億6108万円
っちゅう形で賞金が「右肩下がり」になっとったから、今年を迎えるにあたって庄野先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際…
今週のキビタキSでは、庄野靖志先生が使うシカゴスティングが気になっとります。
皆さんもよう知っとる通り、庄野靖志先生は、少し前まで「庄野牧場」(住所:北海道沙流郡日高町美原6-2)の代表をやっとった庄野昭彦さんの次男で、この牧場は、1991年の中日新聞杯を勝ったショウリテンユウや、2021年の京成杯を勝ったエイティーンガールなどを生産したことでよう知られとりますな。
今の「庄野牧場」は、先生のお兄さんの宏志さんが後を継いどるんやけど、元々は、靖志先生も親父さんと同じように牧場の仕事をしようと思っとったそうで、高校を出た後は、日本大学の獣医学部に進学しとりました。
日本大学の獣医学部っちゅうたら、靖志先生の他にも、ダービーを勝ったアイネスフウジンでよう知られとる加藤修甫さんや、NHKマイルCなどを勝ったタイキフォーチュンや、2002年と2003年の根岸Sを勝って、交流重賞でも大活躍したサウスヴィグラスとかでよう知られとる高橋祥泰(よしやす)さんなどが卒業しとりますな。
靖志先生は、大学を卒業して実家に戻ってから、調教師として、1979年のダービーと1981年の天皇賞・春を勝ったカツラノハイセイコや、1988年の桜花賞を勝ったアラホウトクとかを管理しとった大叔父の庄野穂積さんに馬のことを教わったそうで、そん時に、「将来は調教師になる」と決めたそうですわ。
そんで、1996年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から、マーメイドSを勝ったシャイニンレーサーや、ウインターSを勝ったマチカネワラウカドとかを管理しとった高橋隆厩舎で10年くらい調教助手をやって、2006年に調教師の試験に受かって、次の年に厩舎を開業しとります。
初めの年こそ、使った頭数が少なかったんで4勝止まりやったけど、その後は、2年目やった2008年が10勝、3年目やった2009年も10勝、4年目やった2010年が12勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、2015年からの5年間は、
2015年→22勝・獲得賞金4億2838万円
2016年→29勝・獲得賞金4億7630万円
2017年→15勝・獲得賞金5億0574万円
2018年→26勝・獲得賞金7億3989万円
2019年→24勝・獲得賞金8億3866万円
っちゅう安定した成績を残しとって、特に2019年は、プールヴィルを使ったフィリーズレビューと、レッドアンシェルを使ったCBC賞と、スワーヴリチャードを使ったジャパンCを勝つなど、今までで一番の賞金を稼いどりました。
せやけど、その後は、
2020年→16勝・獲得賞金3億8886万円
2021年→19勝・獲得賞金3億5371万円
2022年→12勝・獲得賞金2億7421万円
2023年→19勝・獲得賞金3億6108万円
っちゅう形で賞金が「右肩下がり」になっとったから、今年を迎えるにあたって庄野先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんでしょうな。
実際…
発信者:馬主情報部・馬主H
掲載日:2024/11/15 (金) 16:40
対象レース:2024/11/16(土)京都11R・アンドロメダS
見出し:「オンライン英会話」レッスンなどを手掛けていますわね
掲載日:2024/11/15 (金) 16:40
対象レース:2024/11/16(土)京都11R・アンドロメダS
見出し:「オンライン英会話」レッスンなどを手掛けていますわね
皆さんごきげんよう。
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がアンドロメダSに出走させる、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、一昨年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし…
今回は、一口馬主クラブの「DMMドリームクラブ」がアンドロメダSに出走させる、ディープモンスターについての報告をしておきますわ。
皆さんもよくご存知の通り、「DMMドリームクラブ」は、2016年の6月に設立されて、2017年の8月に運営を開始した、新しい一口馬主クラブですわね。
このクラブの母体は、名前を見れば分かる通り、動画配信、電子書籍の配信、映画の配信、インターネット証券会社の運営、オンライン英会話レッスンなど、様々なウェブサービスを手掛けている「DMMグループ」でして、愛馬会法人は、グループ会社の「株式会社DMM.com証券」が運営していますの。
「DMMドリームクラブ」が競馬界で活動したのは、2016年の「セレクトセール」で、「株式会社ドリームファーム」として1頭を2億0520万円(税込)で落札したことが最初でして、次の年は、同セールで、「株式会社DMM.com」として、
「ラヴズオンリーミーの2016」(牝・父ディープインパクト)→リアルスティールの全妹
「ドナブリーニの2017」(牝・父ディープインパクト)→ジェンティルドンナの全妹
「シュガーハートの2017」(牡・父ブラックタイド)→キタサンブラックの全弟
と、計3頭を総額7億2900万円(税込)で落札していましたし、この3頭は、全てがGI馬の全兄弟でして、その上、どの馬も1億円を超える落札額だったため、大きな話題になっていましたわ。
それに同クラブは、CMに、お笑いコンビ・「おぎやはぎ」の小木博明さんと矢作兼さんや、競馬番組などに出演していた元AKB48の小嶋陽菜さんを起用して、更には、ビートたけしさんに、「キタノコマンドール」などの名付け親になってもらっていましたし、初年度は、通常、「40口から800口」で行っている「募集馬の口数」を「1万口」に増やして、単価を大きく引き下げて募集を行うなど、競馬ファンの注目を集める話題作りがとてもお上手ですわね。
2017年からJRAで馬を走らせている「DMMドリームクラブ」は、最初の年こそ、出走させた頭数が少なかったため、「1勝・獲得賞金1290万円」という成績でしたけど、その後の2年間は、
2018年→4勝・獲得賞金5681万円
2019年→9勝・獲得賞金2億6719万円
という形で順調に勝利数と賞金を伸ばしていて、特に2019年は、ラヴズオンリーユーを出走させたオークスで、初めての重賞勝ちをGIで飾りましたから、クラブの関係者全員が大喜びしたことでしょう。
2020年の獲得賞金は、「1億7465万円」と、前年を下回ってしまいましたけど、2021年は、JRAで、京都記念を制するなど、16勝を上げて、「4億4102万円」というキャリアハイの賞金を獲得していましたし、海外では、クイーンエリザベス2世C、ブリーダーズCフィリー&メアターフ、香港Cと、G1を3勝もしましたわね。
でも、一昨年は、ダービー卿CTを制したタイムトゥヘヴン以外の馬があまり活躍できなかったため、獲得賞金が「2億6369万円」と、前の年を大きく下回ってしまいましたし、昨年は、前年を上回る18勝を上げましたけど、重賞を勝てなかったこともあって、獲得賞金は「3億0422万円」と、やはり2021年を大きく下回ってしまいましたの。
もちろん、今年を迎えるにあたっては、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/14 (木) 20:16
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:キャロルハウスの厩舎で調教助手をやっていたんですよ
掲載日:2024/11/14 (木) 20:16
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:キャロルハウスの厩舎で調教助手をやっていたんですよ
どうもこんにちは。
今回は、ロジャー・ヴェリアン君がマイルCSに使う、イギリスのチャリンについての報告となります。
1979年に、イギリスのオックスフォードシャーで生まれたロジャー・ヴェリアン君は、競馬とは縁のない普通の家庭で育ったんですけど、子供の頃にテレビで競馬を見たことがきっかけで馬が好きになって、13歳の時、馬に乗り始めて、その後は、障害の見習い騎手として7勝を上げていたんですけど、2001年に、落馬事故で手首を骨折してしまったことが原因で乗り役を引退したんですよ。
それからは、1989年の凱旋門賞を勝っていて、その年のジャパンCにも出走したキャロルハウスや、2003年の英チャンピオンSや2004年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝していて、日本では、2006年のマイルCSに出走していたラクティなどを管理したことでよく知られている、マイケル・ジャーヴィス厩舎で調教助手をやっていました。
調教助手時代のヴェリアン君は、さっき名前を挙げたラクティとか、2005年の英オークスを勝ったエスワラーなどを担当していて、その腕前は、ジャーヴィスさんに「天才」と言われるほどだったんですよ。
そして、ジャーヴィスさんが体調不良で調教師を引退する時に、その厩舎を引き継ぐ形で、2011年に自分の厩舎を開業しました。
そうそう、ヴェリアン君は、厩舎を開業する前の年に、その時、ダーレー・ジャパンの取締役だった、日本人の園部花子さんと結婚していて、花子さんは、栗東で厩舎を構えている中内田充正君の奥さんのお姉さんなんですよ。
そういう縁もあってか、ヴェリアン君の厩舎は、日本馬が海外に遠征する時、騎手や厩務員など、日本のスタッフを受け入れることが多くて、最近だと、一昨年、「ロイヤルアスコット開催」のレースに出た、シャフリヤールとグレナディアガーズの滞在先が彼の厩舎でした。
厩舎を開業した2011年のヴェリアン君は、その年にいきなり、ナーレーンを使ったオペラ賞(フランスのG1)で初めての重賞勝ちを飾るなど、獲得賞金で順位が決まるイギリスの調教師リーディングで23位という、最初の年としてはかなり優秀な成績を残していましたし、次の年、2012年には、この馬を使ったフラワーボウルS(アメリカのG1)を勝つなど、早い内から海外遠征で結果を出していて、今までにG1級レースを28勝もしているんですよ。
それに、母国イギリスの調教師リーディングで、2014年、7位になってからは、次の年を除いて、ずっと10位以内に入っています。
こうやって、素晴らしい実績を残しているのは、ジャーヴィス厩舎で調教助手をやっていた頃に、先ほど名前を挙げたラクティなど、走る馬に間近で見続けていた経験をしっかり活かせているからなのでしょうね。
そして今年は、エルマルカで、日本の桜花賞にあたる英1000ギニーを勝っていますし、その他にも…
今回は、ロジャー・ヴェリアン君がマイルCSに使う、イギリスのチャリンについての報告となります。
1979年に、イギリスのオックスフォードシャーで生まれたロジャー・ヴェリアン君は、競馬とは縁のない普通の家庭で育ったんですけど、子供の頃にテレビで競馬を見たことがきっかけで馬が好きになって、13歳の時、馬に乗り始めて、その後は、障害の見習い騎手として7勝を上げていたんですけど、2001年に、落馬事故で手首を骨折してしまったことが原因で乗り役を引退したんですよ。
それからは、1989年の凱旋門賞を勝っていて、その年のジャパンCにも出走したキャロルハウスや、2003年の英チャンピオンSや2004年のクイーンエリザベス2世Sなど、G1を6勝していて、日本では、2006年のマイルCSに出走していたラクティなどを管理したことでよく知られている、マイケル・ジャーヴィス厩舎で調教助手をやっていました。
調教助手時代のヴェリアン君は、さっき名前を挙げたラクティとか、2005年の英オークスを勝ったエスワラーなどを担当していて、その腕前は、ジャーヴィスさんに「天才」と言われるほどだったんですよ。
そして、ジャーヴィスさんが体調不良で調教師を引退する時に、その厩舎を引き継ぐ形で、2011年に自分の厩舎を開業しました。
そうそう、ヴェリアン君は、厩舎を開業する前の年に、その時、ダーレー・ジャパンの取締役だった、日本人の園部花子さんと結婚していて、花子さんは、栗東で厩舎を構えている中内田充正君の奥さんのお姉さんなんですよ。
そういう縁もあってか、ヴェリアン君の厩舎は、日本馬が海外に遠征する時、騎手や厩務員など、日本のスタッフを受け入れることが多くて、最近だと、一昨年、「ロイヤルアスコット開催」のレースに出た、シャフリヤールとグレナディアガーズの滞在先が彼の厩舎でした。
厩舎を開業した2011年のヴェリアン君は、その年にいきなり、ナーレーンを使ったオペラ賞(フランスのG1)で初めての重賞勝ちを飾るなど、獲得賞金で順位が決まるイギリスの調教師リーディングで23位という、最初の年としてはかなり優秀な成績を残していましたし、次の年、2012年には、この馬を使ったフラワーボウルS(アメリカのG1)を勝つなど、早い内から海外遠征で結果を出していて、今までにG1級レースを28勝もしているんですよ。
それに、母国イギリスの調教師リーディングで、2014年、7位になってからは、次の年を除いて、ずっと10位以内に入っています。
こうやって、素晴らしい実績を残しているのは、ジャーヴィス厩舎で調教助手をやっていた頃に、先ほど名前を挙げたラクティなど、走る馬に間近で見続けていた経験をしっかり活かせているからなのでしょうね。
そして今年は、エルマルカで、日本の桜花賞にあたる英1000ギニーを勝っていますし、その他にも…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/11/14 (木) 19:23
対象レース:2024/11/16(土)東京11R・東京スポーツ杯2歳S
見出し:お父さんが馬主として中山大障害を勝っているんですよ
掲載日:2024/11/14 (木) 19:23
対象レース:2024/11/16(土)東京11R・東京スポーツ杯2歳S
見出し:お父さんが馬主として中山大障害を勝っているんですよ
「中日ドラゴンズ」の祖父江大輔投手が、年俸7500万円で来シーズンの契約を交わしたそうですね。
今シーズンの年俸が1億円だった祖父江投手にとって、7500万円は、「1億円以下は25%」までという減額制限いっぱいの数字で、もちろん、本人はこのことを心の底から悔しく思っているのでしょう。
ただ、開幕を一軍で迎えたものの、4月19日(金)に一軍登録を抹消されてしまうなど、登板数が、プロになってから最も少ない「28」だったことを考えれば、まあ仕方がないことと言えますので、来シーズンの巻き返しに期待したいと私は考えています。
まあ、野球の話はここまでにして、東京スポーツ杯2歳Sで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、伊坂重信君の厩舎が使うプレシャスデイです。
伊坂君は、弁護士だったお祖父さんの重昭さんと、神奈川県の大和市で「大魔人」というパチンコ屋を経営していた、お父さんの重憲さんのどちらもJRAの馬主だったことから、子供の頃から競馬に興味を持っていて、実際、慶應高校と慶應義塾大学のどちらでも馬術部に入っていました。
お父さんの重憲さんは、「シングン」の冠名を使っていて、2019年には、シングンマイケルが中山大障害を勝っています。
大学を出てから、2002年の7月、JRA競馬学校の厩務員課程に入った伊坂君は、次の年の1月から中尾銑治で厩務員をやって、8月からは伊藤正徳厩舎で調教助手をやっていました。
2005年から2019年までは、久保田貴士厩舎で調教助手をやっていて、ここでは、2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念などを勝ったマリアライトを担当していたんですよ。
その後、大和田成厩舎に移っていた伊坂君は、9回目の挑戦だった2019年の12月、努力が実ってめでたく調教師の試験に受かって、2020年の8月21日(金)に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったこともあって1勝止まりで、稼いだ賞金も「2539万円」でしたけど、2年目だった2021年は、「8勝・獲得賞金1億0746万円」と、大きく数字を伸ばしていたんですよ。
一昨年は6勝と、2021年の勝利数を下回ってしまいましたし、稼いだ賞金も「1億1851万円」と、2021年と同じような数字でしたけど、去年は、15勝を上げて、稼いだ賞金が「2億1720万円」と、勝利数と賞金のどちらも前の年を上回って、巻き返しに成功していました。
ただ、今年は、先週までに11勝を上げていますけど…
今シーズンの年俸が1億円だった祖父江投手にとって、7500万円は、「1億円以下は25%」までという減額制限いっぱいの数字で、もちろん、本人はこのことを心の底から悔しく思っているのでしょう。
ただ、開幕を一軍で迎えたものの、4月19日(金)に一軍登録を抹消されてしまうなど、登板数が、プロになってから最も少ない「28」だったことを考えれば、まあ仕方がないことと言えますので、来シーズンの巻き返しに期待したいと私は考えています。
まあ、野球の話はここまでにして、東京スポーツ杯2歳Sで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、伊坂重信君の厩舎が使うプレシャスデイです。
伊坂君は、弁護士だったお祖父さんの重昭さんと、神奈川県の大和市で「大魔人」というパチンコ屋を経営していた、お父さんの重憲さんのどちらもJRAの馬主だったことから、子供の頃から競馬に興味を持っていて、実際、慶應高校と慶應義塾大学のどちらでも馬術部に入っていました。
お父さんの重憲さんは、「シングン」の冠名を使っていて、2019年には、シングンマイケルが中山大障害を勝っています。
大学を出てから、2002年の7月、JRA競馬学校の厩務員課程に入った伊坂君は、次の年の1月から中尾銑治で厩務員をやって、8月からは伊藤正徳厩舎で調教助手をやっていました。
2005年から2019年までは、久保田貴士厩舎で調教助手をやっていて、ここでは、2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念などを勝ったマリアライトを担当していたんですよ。
その後、大和田成厩舎に移っていた伊坂君は、9回目の挑戦だった2019年の12月、努力が実ってめでたく調教師の試験に受かって、2020年の8月21日(金)に自分の厩舎を開業しました。
最初の年は、使った頭数が少なかったこともあって1勝止まりで、稼いだ賞金も「2539万円」でしたけど、2年目だった2021年は、「8勝・獲得賞金1億0746万円」と、大きく数字を伸ばしていたんですよ。
一昨年は6勝と、2021年の勝利数を下回ってしまいましたし、稼いだ賞金も「1億1851万円」と、2021年と同じような数字でしたけど、去年は、15勝を上げて、稼いだ賞金が「2億1720万円」と、勝利数と賞金のどちらも前の年を上回って、巻き返しに成功していました。
ただ、今年は、先週までに11勝を上げていますけど…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/11/12 (火) 14:32
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:ルヴァンスレーヴなどが代表的な存在です
掲載日:2024/11/12 (火) 14:32
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:ルヴァンスレーヴなどが代表的な存在です
最近、ホールに導入された新機種の中で、人気を集めているものの一つは、11月5日(火)に「三洋物産」から出たパチンコ機、「P大海物語5スペシャル」です。
これは、長年に渡って愛されている「海物語シリーズ」の25周年を記念したスペシャルモデルとなっており、新たな時短システムが搭載され、これまで以上に遊びやすさが向上しており、その他にも、前作で好評だった演出面が更に強化されるなど、様々な機能が搭載されておりますので、今後も多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」がマイルCSに登録している、セリフォスについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人・G1サラブレッドクラブ」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人・G1レーシング」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
ところが、昨年は、50勝を上げたものの、サウジアラビアRCを制したゴンバデカーブース以外の馬がそれほど活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を大きく下回っております。
そして…
これは、長年に渡って愛されている「海物語シリーズ」の25周年を記念したスペシャルモデルとなっており、新たな時短システムが搭載され、これまで以上に遊びやすさが向上しており、その他にも、前作で好評だった演出面が更に強化されるなど、様々な機能が搭載されておりますので、今後も多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「G1レーシング」がマイルCSに登録している、セリフォスについての報告をしておきます。
「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、クラブの代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証プライム上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
2015年の6月からは、「愛馬会法人・G1サラブレッドクラブ」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人・G1レーシング」の代表は、晴哉氏のご子息であり、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年、ペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、2021年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
一昨年は、勝利数こそ「54」と、前年を下回ってしまったものの、セリフォスがマイルCSを制したことなどにより、獲得賞金は「12億4742万円」と、前年を上回っておりました。
ところが、昨年は、50勝を上げたものの、サウジアラビアRCを制したゴンバデカーブース以外の馬がそれほど活躍できなかったこともあり、獲得賞金は「10億3932万円」と、一昨年を大きく下回っております。
そして…
発信者:馬主情報部・馬主D
掲載日:2024/11/12 (火) 12:57
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:京都馬主協会の「社会福祉・財務委員長」を務めております
掲載日:2024/11/12 (火) 12:57
対象レース:2024/11/17(日)京都11R・マイルCS
見出し:京都馬主協会の「社会福祉・財務委員長」を務めております
11月9日(土)、久屋大通公園(住所:名古屋市中区丸の内3丁目)のエンゼル広場で、「NAGOYA介護の日フェア2024」というイベントが開催されました。
このイベントは、2015年から毎年開催されており、今年は、豚の生姜焼きをすりつぶした介護食の試食ブースや、最近増加している「ヤングケアラー」について取り扱ったブースなどが出展されておりましたので、多くの参加者が、介護に対する理解を深めたことでしょう。
ところで、私の地元の話題はさておき、ここから本題に入りますと、この度、ご報告させていただきますのは、岡浩二オーナーがマイルCSに登録しているオオバンブルマイのことです。
岡浩二オーナーの本業が、大阪府大阪市の城東区に本社ビルを構え、主に土木建築や舗装工事などを手掛けている、「株式会社ランテック」の代表取締役であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、「京阪本線」の「野江駅」からですと、東口を出て直進し、一つ目の信号を左折して150mほど歩くと、屋上に「LANTEC」という社名入りの看板が見えてくる、外壁がシルバーで円筒形の「ランテックビル」を拠点としており、関西地区に於ける高速道路の敷設など、これまでに多くの公共事業を手掛けた実績があります。
また、同社は、「京セラドーム大阪」から車で10分ほどの場所にある、
「MINATO・REPLA」
という工場を2013年から、大阪城から車で10分ほどの場所にある、
「CITY・SATELLA」
を2016年から、それぞれ稼働させており、この2施設では、アスファルトガラやコンクリートガラといったがれき類や、水道工事や道路工事等で発生した合材や残土などの産業廃棄物をリサイクルし、「再生アスファルト合材」を製造している上、工場の稼働に必要な燃料には、環境に優しいクリーンエネルギーである「液化天然ガス(LNG)」を使用し、地域の環境問題や、温暖化防止対策などに大きく貢献しておりますので、同社の代表取締役を務めている岡オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、馬主としての岡オーナーは、これまでに170頭ほどを所有しており、現在は、京都馬主協会の「社会福祉・財務委員長」を務めております。
また、岡オーナーは、2018年、北海道の静内に生産牧場の「サンデーヒルズ」を開場し、2021年から生産馬を走らせており、年末までにアネゴハダとモウショウの2頭が勝ち上がっておりました。
私が確認したところ、岡オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2004年のことでして、この年は、出走頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後は、
2005年→7勝・獲得賞金6535万円
2006年→10勝・獲得賞金9724万円
2007年→8勝・獲得賞金1億2258万円
という形で順調に数字を伸ばしております。
また、オーナーは、2010年に、セレスハントを出走させた地方交流重賞のサマーチャンピオンで初の重賞勝ちを飾ると、その後も同馬で、2011年の東京スプリントと、2012年と2013年の北海道スプリントCを制しておりました。
2021年の岡オーナーは、マーニを出走させた京都ハイジャンプで初のJRA重賞勝ちを飾ると、ヨカヨカで北九州記念を制し、更に、アカイイトを出走させたエリザベス女王杯で初のGI勝ちを飾るなど、15勝を上げ、過去最高となる「5億0817万円」の賞金を獲得しております。
ただ、一昨年は、キャリアハイとなる20勝を上げたものの、2021年に3勝していた重賞を1勝しかできなかったことなどから、獲得賞金が「4億3877万円」と、2021年の数字を大きく下回ってしまいました。
当然、昨年の岡オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈であり、実際、JRAでは、オオバンブルマイでアーリントンCを制するなど、18勝を上げ、「3億2433万円」の賞金を獲得しており、更に、オオバンブルマイでオーストラリアのゴールデンイーグルを制し、525万豪ドル(約5億円)の賞金を獲得しております。
ところが…
このイベントは、2015年から毎年開催されており、今年は、豚の生姜焼きをすりつぶした介護食の試食ブースや、最近増加している「ヤングケアラー」について取り扱ったブースなどが出展されておりましたので、多くの参加者が、介護に対する理解を深めたことでしょう。
ところで、私の地元の話題はさておき、ここから本題に入りますと、この度、ご報告させていただきますのは、岡浩二オーナーがマイルCSに登録しているオオバンブルマイのことです。
岡浩二オーナーの本業が、大阪府大阪市の城東区に本社ビルを構え、主に土木建築や舗装工事などを手掛けている、「株式会社ランテック」の代表取締役であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、「京阪本線」の「野江駅」からですと、東口を出て直進し、一つ目の信号を左折して150mほど歩くと、屋上に「LANTEC」という社名入りの看板が見えてくる、外壁がシルバーで円筒形の「ランテックビル」を拠点としており、関西地区に於ける高速道路の敷設など、これまでに多くの公共事業を手掛けた実績があります。
また、同社は、「京セラドーム大阪」から車で10分ほどの場所にある、
「MINATO・REPLA」
という工場を2013年から、大阪城から車で10分ほどの場所にある、
「CITY・SATELLA」
を2016年から、それぞれ稼働させており、この2施設では、アスファルトガラやコンクリートガラといったがれき類や、水道工事や道路工事等で発生した合材や残土などの産業廃棄物をリサイクルし、「再生アスファルト合材」を製造している上、工場の稼働に必要な燃料には、環境に優しいクリーンエネルギーである「液化天然ガス(LNG)」を使用し、地域の環境問題や、温暖化防止対策などに大きく貢献しておりますので、同社の代表取締役を務めている岡オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
なお、馬主としての岡オーナーは、これまでに170頭ほどを所有しており、現在は、京都馬主協会の「社会福祉・財務委員長」を務めております。
また、岡オーナーは、2018年、北海道の静内に生産牧場の「サンデーヒルズ」を開場し、2021年から生産馬を走らせており、年末までにアネゴハダとモウショウの2頭が勝ち上がっておりました。
私が確認したところ、岡オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2004年のことでして、この年は、出走頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後は、
2005年→7勝・獲得賞金6535万円
2006年→10勝・獲得賞金9724万円
2007年→8勝・獲得賞金1億2258万円
という形で順調に数字を伸ばしております。
また、オーナーは、2010年に、セレスハントを出走させた地方交流重賞のサマーチャンピオンで初の重賞勝ちを飾ると、その後も同馬で、2011年の東京スプリントと、2012年と2013年の北海道スプリントCを制しておりました。
2021年の岡オーナーは、マーニを出走させた京都ハイジャンプで初のJRA重賞勝ちを飾ると、ヨカヨカで北九州記念を制し、更に、アカイイトを出走させたエリザベス女王杯で初のGI勝ちを飾るなど、15勝を上げ、過去最高となる「5億0817万円」の賞金を獲得しております。
ただ、一昨年は、キャリアハイとなる20勝を上げたものの、2021年に3勝していた重賞を1勝しかできなかったことなどから、獲得賞金が「4億3877万円」と、2021年の数字を大きく下回ってしまいました。
当然、昨年の岡オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈であり、実際、JRAでは、オオバンブルマイでアーリントンCを制するなど、18勝を上げ、「3億2433万円」の賞金を獲得しており、更に、オオバンブルマイでオーストラリアのゴールデンイーグルを制し、525万豪ドル(約5億円)の賞金を獲得しております。
ところが…
発信者:調教師情報部・元調教師O
掲載日:2024/11/09 (土) 18:45
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:お父さんはトウショウボーイに乗っていたんですよ
掲載日:2024/11/09 (土) 18:45
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:お父さんはトウショウボーイに乗っていたんですよ
京阪電鉄では、明日まで、エリザベス女王杯のヘッドマークが付いた車両が走るんですよ。
京阪電鉄と阪急電鉄は、京都競馬場か阪神競馬場でGIが開催される週になると、そのGIのヘッドマークを取り付けることが多くて、来週は、京阪電鉄がマイルCSのヘッドマークが付いた車両を走らせますから、私達のような競馬関係者はもちろんのこと、ファンの方も、見かけたら嬉しい気分になるでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、池上昌和君がエリザベス女王杯に使う、シンティレーションについての報告です。
皆さんも知っている通りで、池上昌和君のお父さんは、乗り役時代に、メジロアサマで天皇賞・秋を、トウショウボーイで皐月賞を勝つなど、引退した1988年までに、「重賞9勝を含む通算138勝」という実績を残していて、2018年の2月に調教師を引退した池上昌弘さんです。
ただ、昌弘さんのご両親が東京に住んでいて、昌和君はそっちで育てられていたことから、高校生になるくらいまで、お父さんが何の仕事をしているのか、詳しくは知らなかったそうですね。
早稲田大学の理工学部応用物理学科に進んだ昌和君は、乗馬クラブに通っている時、馬を身近に感じるようになって、「競馬の世界に進みたい」と考え始めたそうで、大学を卒業した後はイギリスに行って、ケンブリッジの語学学校で英語を勉強しながら、隣町だったニューマーケットの厩舎で働いていたそうです。
その後、アメリカにも行って、3年くらい海外で馬のことを勉強してから日本に戻って、2000年の10月に競馬学校の厩務員課程を出た後、お父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやっていました。
そして昌和君は、3回目の挑戦だった2014年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
最初の3年間は、7勝、8勝、6勝と伸び悩んでいましたけど、4年目だった2018年に17勝を上げると、その後は、
2019年→22勝・獲得賞金3億5204万円
2020年→16勝・獲得賞金2億6428円
2021年→19勝・獲得賞金3億1552万円
2022年→18勝・獲得賞金3億2950万円
2023年→15勝・獲得賞金3億6660万円
と書けば分かる通り、毎年2ケタの勝ち星を上げていますし、特に去年は、ホウオウエミーズを使った福島記念で初めての重賞勝ちを飾ったこともあって、稼いだ賞金が今までで一番だったんですよ。
それに…
京阪電鉄と阪急電鉄は、京都競馬場か阪神競馬場でGIが開催される週になると、そのGIのヘッドマークを取り付けることが多くて、来週は、京阪電鉄がマイルCSのヘッドマークが付いた車両を走らせますから、私達のような競馬関係者はもちろんのこと、ファンの方も、見かけたら嬉しい気分になるでしょうね。
おっと失礼。
ついつい趣味の話から入ってしまいましたが、今回の本題は、池上昌和君がエリザベス女王杯に使う、シンティレーションについての報告です。
皆さんも知っている通りで、池上昌和君のお父さんは、乗り役時代に、メジロアサマで天皇賞・秋を、トウショウボーイで皐月賞を勝つなど、引退した1988年までに、「重賞9勝を含む通算138勝」という実績を残していて、2018年の2月に調教師を引退した池上昌弘さんです。
ただ、昌弘さんのご両親が東京に住んでいて、昌和君はそっちで育てられていたことから、高校生になるくらいまで、お父さんが何の仕事をしているのか、詳しくは知らなかったそうですね。
早稲田大学の理工学部応用物理学科に進んだ昌和君は、乗馬クラブに通っている時、馬を身近に感じるようになって、「競馬の世界に進みたい」と考え始めたそうで、大学を卒業した後はイギリスに行って、ケンブリッジの語学学校で英語を勉強しながら、隣町だったニューマーケットの厩舎で働いていたそうです。
その後、アメリカにも行って、3年くらい海外で馬のことを勉強してから日本に戻って、2000年の10月に競馬学校の厩務員課程を出た後、お父さんの厩舎で厩務員と調教助手をやっていました。
そして昌和君は、3回目の挑戦だった2014年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。
最初の3年間は、7勝、8勝、6勝と伸び悩んでいましたけど、4年目だった2018年に17勝を上げると、その後は、
2019年→22勝・獲得賞金3億5204万円
2020年→16勝・獲得賞金2億6428円
2021年→19勝・獲得賞金3億1552万円
2022年→18勝・獲得賞金3億2950万円
2023年→15勝・獲得賞金3億6660万円
と書けば分かる通り、毎年2ケタの勝ち星を上げていますし、特に去年は、ホウオウエミーズを使った福島記念で初めての重賞勝ちを飾ったこともあって、稼いだ賞金が今までで一番だったんですよ。
それに…
発信者:馬主情報部・育成牧場長G
掲載日:2024/11/09 (土) 17:29
対象レース:2024/11/10(日)東京11R・オーロC
見出し:牧場主としては珍しく、慶応大学の法学部を卒業しているんですよ
掲載日:2024/11/09 (土) 17:29
対象レース:2024/11/10(日)東京11R・オーロC
見出し:牧場主としては珍しく、慶応大学の法学部を卒業しているんですよ
相変わらず仕事が忙しいので、釣りに行く時間が全くないのですが、仲間から聞いた話によると、最近、苫小牧の西港などで、サバが釣れ始めているそうですね。
サバは、やはり味噌煮が美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にもお伝えしていますけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」がオーロCに使う、オーキッドロマンスについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、北海道の浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに400頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは毎年2ケタの勝ち星を上げていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、2021年は「14勝・獲得賞金3億1000万円」という成績で、前の年を大きく下回ってしまいましたから、一昨年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、前の年を大きく上回っていたんですよ。
そして去年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、いいスタートを切っていましたし、2月は勝てなかったんですが、7月だけで5勝を上げるなど、全部で21勝を上げていて、稼いだ賞金は「5億0238万円」という、今までで一番の数字でした。
ただ…
サバは、やはり味噌煮が美味しいですから、時間ができれば私も、行きつけの「えびすや釣具店」で仕掛けを揃えてから、仲間を誘って行きたいと思っています。
前にもお伝えしていますけど、この「えびすや釣具店」は、静内の中心部から国道235号を新冠方面に走ったところにあって、隣にセルフのガソリンスタンドがありますので、給油のついでに寄れますから、本当に便利なんですよ。
おっと、趣味の話はほどほどにして、ここから本題に入りますが、今回は、「ミルファーム」がオーロCに使う、オーキッドロマンスについての報告をしておきます。
浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、北海道の浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに400頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは毎年2ケタの勝ち星を上げていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。
でも、2021年は「14勝・獲得賞金3億1000万円」という成績で、前の年を大きく下回ってしまいましたから、一昨年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、一昨年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、前の年を大きく上回っていたんですよ。
そして去年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、いいスタートを切っていましたし、2月は勝てなかったんですが、7月だけで5勝を上げるなど、全部で21勝を上げていて、稼いだ賞金は「5億0238万円」という、今までで一番の数字でした。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主M
掲載日:2024/11/09 (土) 16:38
対象レース:2024/11/10(日)福島11R・福島記念
見出し:今年は阪急杯と京王杯SCを制しておりますが
掲載日:2024/11/09 (土) 16:38
対象レース:2024/11/10(日)福島11R・福島記念
見出し:今年は阪急杯と京王杯SCを制しておりますが
「LPGAツアー」の公式戦として、「ホアカレイCC」(アメリカ・ハワイ州)を舞台に開催されている「ロッテ選手権」は、三日目を終えた時点で、韓国のキム・アリム選手がトータル14アンダーで首位となっております。
日本勢の中では、10アンダーの吉田優利選手が4位タイ、9アンダーの畑岡奈紗選手が7位タイという形で上位に食い込んでおり、この二人を含めた各プレーヤーが最終日にどんなプレーを見せてくれるのか、大いに注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」(本社所在地:東京都港区西新橋2-8-11)が福島記念に出走させる、ウインシュクランについての報告をしておきます。
2011年の12月から、クラブ法人である「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、2021年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字東泊津1-2)の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、同牧場の生産馬が中心となっております。
「ウイン」に於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、それから2021年までは、数字が伸び悩んでしまったものの、一昨年は、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、重賞3勝を含む31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年は、東京新聞杯を制したウインカーネリアンと阪神Cを制したウインマーベル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、26勝に留まり、獲得賞金は「7億7479万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
更に、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までに22勝を上げているものの、阪急杯と京王杯SCを制しているウインマーベル以外の馬があまり活躍できていないことから、先週までの獲得賞金は「6億1864万円」と、まだ一昨年の7割にも達しておりません。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
また、「ウイン」は…
日本勢の中では、10アンダーの吉田優利選手が4位タイ、9アンダーの畑岡奈紗選手が7位タイという形で上位に食い込んでおり、この二人を含めた各プレーヤーが最終日にどんなプレーを見せてくれるのか、大いに注目したいところです。
さて、ここから本題に入りますが、今回は、一口馬主クラブの「株式会社ウイン」(本社所在地:東京都港区西新橋2-8-11)が福島記念に出走させる、ウインシュクランについての報告をしておきます。
2011年の12月から、クラブ法人である「株式会社ウイン」の代表を務めているのは、2021年の3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏です。
なお、義広氏の奥様であり、愛馬会法人・「株式会社ウインレーシングクラブ」の代表を務めている岡田亜希子氏は、「コスモヴューファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字東泊津1-2)の代表も務めており、「ウイン」の募集馬は、同牧場の生産馬が中心となっております。
「ウイン」に於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガー、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラス、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレ、2004年の京王杯SCを制したウインラディウス、2014年の日経賞を制したウインバリアシオン、2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトといった名前が挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しており、それから2021年までは、数字が伸び悩んでしまったものの、一昨年は、ウインカーネリアンで関屋記念を制するなど、重賞3勝を含む31勝を上げ、2003年の次に多い「9億1098万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年は、東京新聞杯を制したウインカーネリアンと阪神Cを制したウインマーベル以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、26勝に留まり、獲得賞金は「7億7479万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいました。
更に、今年も状況が好転している訳ではなく、先週までに22勝を上げているものの、阪急杯と京王杯SCを制しているウインマーベル以外の馬があまり活躍できていないことから、先週までの獲得賞金は「6億1864万円」と、まだ一昨年の7割にも達しておりません。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。
また、「ウイン」は…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/11/08 (金) 18:54
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:静内にある「グランド牧場」が実家なんですよ
掲載日:2024/11/08 (金) 18:54
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:静内にある「グランド牧場」が実家なんですよ
「広島東洋カープ」は、今日、テイラー・ハーン投手との契約を更新することを発表しましたね。
ハーン投手は、メジャーリーグの「テキサス・レンジャーズ」などで活躍していた選手で、去年の12月にカープと契約していたんですけど、調整が遅れたこともあって、一軍の試合で投げられたのは交流戦のタイミングからだったんですよ。
でも、それからは35試合に登板して、17ホールド、2セーブ、防御率が1・29という好成績でしたから、来年の活躍も楽しみですね。
まあ、野球の話はここまでにして、武蔵野Sで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、伊藤圭三君の厩舎が使ってくるタマモロックです。
皆さんもよく知っている通り、伊藤圭三君の実家は、スズカマンボやサンビスタやメイショウダッサイなどを生産したことで有名な、静内にある「グランド牧場」でして、1927年にここを作った伊藤幸太郎さんは、圭三君のお祖父さんです。
この「グランド牧場」は、1985年から、3代目で圭三君のお兄さんの佳幸さんが牧場の代表をやっていて、今は4代目の佳洋さんが代表をやっています。
こういう環境で育った圭三君は、早い内から、「自分も競馬に関わる仕事をしたい」と考えていたのでしょう。
実際、1986年からの11年間は、1992年のカブトヤマ記念を勝ったユーワビームなどを管理していた小林常泰さんの厩舎で調教助手として経験を積んでいましたし、1997年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
それから、圭三君の厩舎は、初めの年に、「12勝・獲得賞金1億9133万円」という成績を残していましたし、3年目だった2000年には、スマートボーイを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝って、5年目だった2002年には、プリエミネンスを使ったエルムSなど、重賞を3勝するなど、「26勝・獲得賞金5億4762万円」という成績を残していて、優秀調教師賞をもらっています。
そうそう、スマートボーイとプリエミネンスは、どっちも「グランド牧場」の生産馬なんですよ。
2003年からしばらくの間、圭三君の厩舎は成績が伸び悩んでいましたけど、2021年までの5年間は、
2017年→22勝・獲得賞金2億9807万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2549万円
2019年→34勝・獲得賞金4億3376万円
2020年→33勝・獲得賞金4億8515万円
2021年→33勝・獲得賞金5億0165万円
と書けば分かる通り、賞金が「完全に右肩上がり」になっていましたし、特に2021年は、稼いだ賞金が、かなり久々に5億円を超えていました。
でも、一昨年は、「26勝・獲得賞金4億7493万円」という成績で、2021年の成績を下回ってしまいましたし、去年は更に状況が悪くなっていて、「20勝・3億2021万円」と、一昨年の成績を大きく下回ってしまったんですよ。
ただ…
ハーン投手は、メジャーリーグの「テキサス・レンジャーズ」などで活躍していた選手で、去年の12月にカープと契約していたんですけど、調整が遅れたこともあって、一軍の試合で投げられたのは交流戦のタイミングからだったんですよ。
でも、それからは35試合に登板して、17ホールド、2セーブ、防御率が1・29という好成績でしたから、来年の活躍も楽しみですね。
まあ、野球の話はここまでにして、武蔵野Sで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、伊藤圭三君の厩舎が使ってくるタマモロックです。
皆さんもよく知っている通り、伊藤圭三君の実家は、スズカマンボやサンビスタやメイショウダッサイなどを生産したことで有名な、静内にある「グランド牧場」でして、1927年にここを作った伊藤幸太郎さんは、圭三君のお祖父さんです。
この「グランド牧場」は、1985年から、3代目で圭三君のお兄さんの佳幸さんが牧場の代表をやっていて、今は4代目の佳洋さんが代表をやっています。
こういう環境で育った圭三君は、早い内から、「自分も競馬に関わる仕事をしたい」と考えていたのでしょう。
実際、1986年からの11年間は、1992年のカブトヤマ記念を勝ったユーワビームなどを管理していた小林常泰さんの厩舎で調教助手として経験を積んでいましたし、1997年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しました。
それから、圭三君の厩舎は、初めの年に、「12勝・獲得賞金1億9133万円」という成績を残していましたし、3年目だった2000年には、スマートボーイを使ったアンタレスSで初めて重賞を勝って、5年目だった2002年には、プリエミネンスを使ったエルムSなど、重賞を3勝するなど、「26勝・獲得賞金5億4762万円」という成績を残していて、優秀調教師賞をもらっています。
そうそう、スマートボーイとプリエミネンスは、どっちも「グランド牧場」の生産馬なんですよ。
2003年からしばらくの間、圭三君の厩舎は成績が伸び悩んでいましたけど、2021年までの5年間は、
2017年→22勝・獲得賞金2億9807万円
2018年→17勝・獲得賞金3億2549万円
2019年→34勝・獲得賞金4億3376万円
2020年→33勝・獲得賞金4億8515万円
2021年→33勝・獲得賞金5億0165万円
と書けば分かる通り、賞金が「完全に右肩上がり」になっていましたし、特に2021年は、稼いだ賞金が、かなり久々に5億円を超えていました。
でも、一昨年は、「26勝・獲得賞金4億7493万円」という成績で、2021年の成績を下回ってしまいましたし、去年は更に状況が悪くなっていて、「20勝・3億2021万円」と、一昨年の成績を大きく下回ってしまったんですよ。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/11/08 (金) 17:30
対象レース:2024/11/09(土)福島11R・奥羽S
見出し:代表は「情報ライブ・ミヤネ屋」などのテレビ番組に出演しております
掲載日:2024/11/08 (金) 17:30
対象レース:2024/11/09(土)福島11R・奥羽S
見出し:代表は「情報ライブ・ミヤネ屋」などのテレビ番組に出演しております
本日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比118円96銭高の3万9500円で取引を終えておりました。
米大統領に再選を果たしたトランプ氏の政策などに対する様子見ムードが漂っており、積極的な買いを控える投資家が増えておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が奥羽Sに出走させる、ビオグラフィアに注目しております。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しており、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラレク)という新たなノンフィクション作品を出版しております。
更に、今年の8月10日(土)には、「公安調査秘録」(中央公論新社)という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などで、ウクライナ情勢や中東情勢などについて解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
米大統領に再選を果たしたトランプ氏の政策などに対する様子見ムードが漂っており、積極的な買いを控える投資家が増えておりましたので、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、一口馬主クラブの「キャロットファーム」が奥羽Sに出走させる、ビオグラフィアに注目しております。
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しており、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」(中公新書ラレク)という新たなノンフィクション作品を出版しております。
更に、今年の8月10日(土)には、「公安調査秘録」(中央公論新社)という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうでして、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているとのことです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などで、ウクライナ情勢や中東情勢などについて解説する機会が増えております。
「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、
2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー
2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア
2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト
2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ
2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー
といった名前が挙げられるでしょう。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
更にその後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)
という好成績を残しており、昨年は、日本ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者F
掲載日:2024/11/08 (金) 15:01
対象レース:2024/11/09(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:調教助手としてテーオーケインズを担当しとったんですわ
掲載日:2024/11/08 (金) 15:01
対象レース:2024/11/09(土)京都11R・デイリー杯2歳S
見出し:調教助手としてテーオーケインズを担当しとったんですわ
まいど。
今週のデイリー杯2歳Sでは、藤野健太先生が使うドラゴンブーストが気になっとります。
北海道出身の藤野先生は、2003年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から昆貢厩舎で厩務員をやって、8月からは調教助手をやっとりました。
藤野先生が働いとった頃の昆厩舎には、2008年のダービーとNHKマイルCを勝ったディープスカイ、2009年の高松宮記念とスプリンターズS勝ったローレルゲレイロ、2011年の天皇賞・春を勝ったヒルノダムールとか、走る馬が何頭もおったんで、先生にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2019年の10月からは、高橋大樹厩舎で調教助手をやっとって、2021年の帝王賞とチャンピオンズCや、一昨年のJBCクラシックとかを勝っとったテーオーケインズは、藤野先生が担当しとったんですわ。
そんで、藤野先生は、一昨年の12月に、9回目の挑戦で調教師の試験に受かって、今年の3月に厩舎を開業しとります。
そうそう、2回も障害のリーディング1位になっとって、2014年の中山大障害をレッドキングダムで勝つなど、障害の重賞を9勝、他も入れたら通算で282勝を上げとって、今年の3月5日(火)に乗り役を引退した北沢伸也君は、今、藤野先生の厩舎で調教助手をしとるんですわ。
開業してからの藤野先生は…
今週のデイリー杯2歳Sでは、藤野健太先生が使うドラゴンブーストが気になっとります。
北海道出身の藤野先生は、2003年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から昆貢厩舎で厩務員をやって、8月からは調教助手をやっとりました。
藤野先生が働いとった頃の昆厩舎には、2008年のダービーとNHKマイルCを勝ったディープスカイ、2009年の高松宮記念とスプリンターズS勝ったローレルゲレイロ、2011年の天皇賞・春を勝ったヒルノダムールとか、走る馬が何頭もおったんで、先生にとって、ホンマにエエ経験になったんでしょうな。
2019年の10月からは、高橋大樹厩舎で調教助手をやっとって、2021年の帝王賞とチャンピオンズCや、一昨年のJBCクラシックとかを勝っとったテーオーケインズは、藤野先生が担当しとったんですわ。
そんで、藤野先生は、一昨年の12月に、9回目の挑戦で調教師の試験に受かって、今年の3月に厩舎を開業しとります。
そうそう、2回も障害のリーディング1位になっとって、2014年の中山大障害をレッドキングダムで勝つなど、障害の重賞を9勝、他も入れたら通算で282勝を上げとって、今年の3月5日(火)に乗り役を引退した北沢伸也君は、今、藤野先生の厩舎で調教助手をしとるんですわ。
開業してからの藤野先生は…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/11/08 (金) 12:43
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:藤沢和雄さんに紹介してもらった外厩施設で働いていたんですよ
掲載日:2024/11/08 (金) 12:43
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:藤沢和雄さんに紹介してもらった外厩施設で働いていたんですよ
こんにちは、美浦のDです。
最近のお勧めは、美浦トレセンから車で10分くらいのところにある、「吉田家」なんですよ。
改装して、かなりきれいになったこのお店は、昭和10年創業の老舗で、昼時なら650円のお得なランチセットがありますし、蕎麦とうどんの他にも、丼物や天ぷらなどの揚げ物やうな重まで、とにかくメニューが豊富で何度行っても飽きませんから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、黒岩陽一先生が武蔵野Sに使うペリエ―ルです。
黒岩先生は、早稲田高校を出た後、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業しています。
この大学を出ている調教師と言えば、すぐに思い付くのは、
1981年の桜花賞を勝ったブロケードなどでお馴染みだった高松邦男さん
1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータなどでお馴染みだった栗田博憲さん(2019年の2月一杯で引退)
2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝ったウインブライトなどでお馴染みの畠山吉宏先生
2017年の札幌記念を勝ったサクラアンプルールなどでお馴染みの金成貴史先生
2020年の有馬記念などを勝ったクロノジェネシスなどでお馴染みの斉藤崇史先生
といった顔触れです。
大学の頃、黒岩先生は馬術部に入っていて、部の監督に藤沢和雄さんを紹介してもらったことがきっかけで、卒業した後は、藤沢さんが昔からよく使っている、美浦トレセンから車で10分ほどのところにある外厩施設の「ミホ分場」で2年ほど働いて、その間に、藤沢さんから馬の扱い方をしっかり教わったそうで、最後は場長をやっていました。
2007年の4月に、競馬学校の厩務員課程に入った黒岩先生は、その後、勢司和浩厩舎と加藤和宏厩舎で厩務員をやって、2008年の4月からは、鹿戸雄一厩舎で調教助手をやって、2011年の12月に、30歳の若さで調教師の試験に受かっています。
それからは、厩舎を開業する時の12馬房を埋めるためと、多くの関係者に顔を覚えてもらう挨拶回りのため、9000円くらいの格安航空券を買って、毎週のように北海道に通っていたんですよ。
そして、2012年の3月に自分の厩舎を開業していて、この年は、レースに使った頭数が少なかったので、1勝しかできなかったんですが、その後は、次の年が3勝、2014年が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、ミュゼエイリアンを使った毎日杯で初めて重賞を勝つなど、15勝を上げて、「2億9534万円」の賞金を稼いでいました。
その後も、2017年が「8勝・獲得賞金1億8353万円」という成績だった以外は、毎年、2ケタの勝ち星を上げて、2億円以上の賞金を稼いでいて、特に一昨年は、ブレークアップを使ったアルゼンチン共和国杯を勝つなど、「26勝・獲得賞金4億6703万円」という、前の年までを大きく上回る成績だったんですよ。
そして去年は、アスコリピチェーノを使った阪神ジュベナイルFで初めてのGI勝ちを飾るなど、重賞を3勝、他も入れたら22勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5946万円」という、今までで一番の数字でした。
それに…
最近のお勧めは、美浦トレセンから車で10分くらいのところにある、「吉田家」なんですよ。
改装して、かなりきれいになったこのお店は、昭和10年創業の老舗で、昼時なら650円のお得なランチセットがありますし、蕎麦とうどんの他にも、丼物や天ぷらなどの揚げ物やうな重まで、とにかくメニューが豊富で何度行っても飽きませんから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、黒岩陽一先生が武蔵野Sに使うペリエ―ルです。
黒岩先生は、早稲田高校を出た後、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)を卒業しています。
この大学を出ている調教師と言えば、すぐに思い付くのは、
1981年の桜花賞を勝ったブロケードなどでお馴染みだった高松邦男さん
1992年と1993年の安田記念を勝ったヤマニンゼファーや2014年の皐月賞を勝ったイスラボニータなどでお馴染みだった栗田博憲さん(2019年の2月一杯で引退)
2019年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを勝ったウインブライトなどでお馴染みの畠山吉宏先生
2017年の札幌記念を勝ったサクラアンプルールなどでお馴染みの金成貴史先生
2020年の有馬記念などを勝ったクロノジェネシスなどでお馴染みの斉藤崇史先生
といった顔触れです。
大学の頃、黒岩先生は馬術部に入っていて、部の監督に藤沢和雄さんを紹介してもらったことがきっかけで、卒業した後は、藤沢さんが昔からよく使っている、美浦トレセンから車で10分ほどのところにある外厩施設の「ミホ分場」で2年ほど働いて、その間に、藤沢さんから馬の扱い方をしっかり教わったそうで、最後は場長をやっていました。
2007年の4月に、競馬学校の厩務員課程に入った黒岩先生は、その後、勢司和浩厩舎と加藤和宏厩舎で厩務員をやって、2008年の4月からは、鹿戸雄一厩舎で調教助手をやって、2011年の12月に、30歳の若さで調教師の試験に受かっています。
それからは、厩舎を開業する時の12馬房を埋めるためと、多くの関係者に顔を覚えてもらう挨拶回りのため、9000円くらいの格安航空券を買って、毎週のように北海道に通っていたんですよ。
そして、2012年の3月に自分の厩舎を開業していて、この年は、レースに使った頭数が少なかったので、1勝しかできなかったんですが、その後は、次の年が3勝、2014年が15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、2015年には、ミュゼエイリアンを使った毎日杯で初めて重賞を勝つなど、15勝を上げて、「2億9534万円」の賞金を稼いでいました。
その後も、2017年が「8勝・獲得賞金1億8353万円」という成績だった以外は、毎年、2ケタの勝ち星を上げて、2億円以上の賞金を稼いでいて、特に一昨年は、ブレークアップを使ったアルゼンチン共和国杯を勝つなど、「26勝・獲得賞金4億6703万円」という、前の年までを大きく上回る成績だったんですよ。
そして去年は、アスコリピチェーノを使った阪神ジュベナイルFで初めてのGI勝ちを飾るなど、重賞を3勝、他も入れたら22勝を上げて、稼いだ賞金が「5億5946万円」という、今までで一番の数字でした。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/11/08 (金) 11:26
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:国立の帯広畜産大学を卒業しとるんや
掲載日:2024/11/08 (金) 11:26
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:国立の帯広畜産大学を卒業しとるんや
最近は寒い日が続いとるんで、身体が温まるように、辛い料理を食べたくなりますな。
実際、唐辛子は、カプサイシンっちゅう成分を多く含んどって、これは汗をかきやすくなる成分なんやけど、実際に身体が温まる訳やなくって、カプサイシンが感覚神経を刺激して、身体が温まっとると勘違いして汗をかくだけやし、こういう辛い料理を食べ過ぎると胃腸が荒れたりすることがあるんで、注意が必要なんや。
でもって今回は、高野友和君がエリザベス女王杯に使う、スタニングローズの話をしときますわ。
福島県出身の高野君は、県内では有名な進学校の福島高校を卒業してから、国立の帯広畜産大学に進んどって、大学では、勉強をしながら馬術もやっとったんや。
そうそう、帯広畜産大学は、シンボリ牧場の代表をやっとって、2019年の4月25日(木)に亡くなった和田孝弘さんとか、高野君の他にも、卒業生には競馬関係者が何人もおるんですわ。
大学を出てから高野君は、先輩のツテで「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)に就職しとって、そこで、ステイゴールドとか、ツルマルボーイとか、走る馬によう関わったそうですな。
そんで、2002年に、競馬学校の厩務員課程を出た後、その年の7月から松田国英厩舎で厩務員をやって、次の月からは調教助手をやって、それから8年くらい松田厩舎におったんや。
高野君が厩舎を開業したんは、2011年の3月で、その年にいきなり19勝を上げて、「2億7002万円」の賞金を稼ぐっちゅう、上々のスタートを切っとりましたな。
それから、彼の厩舎は2015年までに、
2012年→12勝・獲得賞金2億1394万円
2013年→20勝・獲得賞金2億7974万円
2014年→30勝・獲得賞金5億5519万円
2015年→34勝・獲得賞金9億4756万円
っちゅう成績を残しとって、2014年は、ショウナンパンドラを使った秋華賞で、初めての重賞勝ちをGIで飾っとったし、シャイニングレイを使ったホープフルSも勝っとって、2015年は、ショウナンパンドラでオールカマーとジャパンCを勝ったんや。
こうやってエエ成績を残せとるんは、「ノーザンファーム空港」におった頃の経験と、松田国英厩舎におった頃に、キングカメハメハやダイワスカーレットとか、走る馬を間近で見とった経験を、しっかり活かせとるからなんやろ。
次の2016年は、「18勝・獲得賞金3億7342万円」っちゅう成績で、前の年を大きく下回ってしもうたんやけど、それから一昨年までは、
2017年→29勝・獲得賞金4億7909万円
2018年→33勝・獲得賞金5億9538万円
2019年→40勝・獲得賞金7億9332万円
2020年→29勝・獲得賞金8億3063万円
2021年→36勝・獲得賞金9億1219万円
2022年→28勝・獲得賞金10億0095万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、去年は、ナミュールを使ったマイルCSと、ジャンタルマンタルを使った朝日杯FSを勝つなど、重賞を5勝、全部で36勝を上げて、稼いだ賞金は「10億6857万円」っちゅう、今までで一番の数字やったんですわ。
それに…
実際、唐辛子は、カプサイシンっちゅう成分を多く含んどって、これは汗をかきやすくなる成分なんやけど、実際に身体が温まる訳やなくって、カプサイシンが感覚神経を刺激して、身体が温まっとると勘違いして汗をかくだけやし、こういう辛い料理を食べ過ぎると胃腸が荒れたりすることがあるんで、注意が必要なんや。
でもって今回は、高野友和君がエリザベス女王杯に使う、スタニングローズの話をしときますわ。
福島県出身の高野君は、県内では有名な進学校の福島高校を卒業してから、国立の帯広畜産大学に進んどって、大学では、勉強をしながら馬術もやっとったんや。
そうそう、帯広畜産大学は、シンボリ牧場の代表をやっとって、2019年の4月25日(木)に亡くなった和田孝弘さんとか、高野君の他にも、卒業生には競馬関係者が何人もおるんですわ。
大学を出てから高野君は、先輩のツテで「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)に就職しとって、そこで、ステイゴールドとか、ツルマルボーイとか、走る馬によう関わったそうですな。
そんで、2002年に、競馬学校の厩務員課程を出た後、その年の7月から松田国英厩舎で厩務員をやって、次の月からは調教助手をやって、それから8年くらい松田厩舎におったんや。
高野君が厩舎を開業したんは、2011年の3月で、その年にいきなり19勝を上げて、「2億7002万円」の賞金を稼ぐっちゅう、上々のスタートを切っとりましたな。
それから、彼の厩舎は2015年までに、
2012年→12勝・獲得賞金2億1394万円
2013年→20勝・獲得賞金2億7974万円
2014年→30勝・獲得賞金5億5519万円
2015年→34勝・獲得賞金9億4756万円
っちゅう成績を残しとって、2014年は、ショウナンパンドラを使った秋華賞で、初めての重賞勝ちをGIで飾っとったし、シャイニングレイを使ったホープフルSも勝っとって、2015年は、ショウナンパンドラでオールカマーとジャパンCを勝ったんや。
こうやってエエ成績を残せとるんは、「ノーザンファーム空港」におった頃の経験と、松田国英厩舎におった頃に、キングカメハメハやダイワスカーレットとか、走る馬を間近で見とった経験を、しっかり活かせとるからなんやろ。
次の2016年は、「18勝・獲得賞金3億7342万円」っちゅう成績で、前の年を大きく下回ってしもうたんやけど、それから一昨年までは、
2017年→29勝・獲得賞金4億7909万円
2018年→33勝・獲得賞金5億9538万円
2019年→40勝・獲得賞金7億9332万円
2020年→29勝・獲得賞金8億3063万円
2021年→36勝・獲得賞金9億1219万円
2022年→28勝・獲得賞金10億0095万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、去年は、ナミュールを使ったマイルCSと、ジャンタルマンタルを使った朝日杯FSを勝つなど、重賞を5勝、全部で36勝を上げて、稼いだ賞金は「10億6857万円」っちゅう、今までで一番の数字やったんですわ。
それに…
発信者:調教師情報部・元調教師Y
掲載日:2024/11/07 (木) 17:52
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:ジャックドールが屈腱炎で休んどることもあって…
掲載日:2024/11/07 (木) 17:52
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:ジャックドールが屈腱炎で休んどることもあって…
日本の囲碁界には、「棋聖」、「名人」、「王座」、「天元」、「本因坊」、「碁聖」、「碁聖」っちゅう、「七大棋戦」って呼ばれとるタイトルがあって、この内、「王座」、「碁聖」、「碁聖」のタイトルを持っとるのは、井山裕太さんですな。
井山裕太さんは、誰もが認める現代日本囲碁界の第一人者で、囲碁界で初めて、さっき挙げた7つのタイトルを独占したり、2013年には、日本と中国と韓国の3ヶ国からトップクラスの棋士が集まってトーナメント形式で戦う「テレビ囲碁アジア選手権戦」を優勝しとる、ホンマに凄い人なんですわ。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、藤岡健一君が武蔵野Sに使う、ビヨンドザファザーについての話をしとくで。
皆さんもよう知っとる通り、藤岡健一君は、長男の佑介君と、今年の4月に、残念ながら落馬事故で亡くなってしもうた次男の康太君を立派な乗り役に育てとります。
健一君の親父さんは、橋田俊三厩舎で厩務員をやっとった清さんで、この厩舎は、1973年の天皇賞・春などを勝ったタイテエムを管理しとったことでお馴染みやな。
ちなみに清さんは、1965年の桜花賞に出とったベロナを担当しとって、ベロナは、当時の大蔵大臣やった田中角栄さんの奥さん、田中はなオーナーの持ち馬やったんですわ。
生まれた時から栗東トレセンができた10歳の頃まで阪神競馬場で育っとったように、周りに馬がおるのがずっと当たり前やった健一君は、1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとりました。
その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、その後は、2年目が12勝、3年目が21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、それからも毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、41勝を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年までの6年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
2021年→42勝・獲得賞金6億9895万円
2022年→22勝・獲得賞金6億3428万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、去年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は、ジャックドールを使った大阪杯を勝つなど、28勝を上げとって、稼いだ賞金が「7億3850万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
そんで今年は…
井山裕太さんは、誰もが認める現代日本囲碁界の第一人者で、囲碁界で初めて、さっき挙げた7つのタイトルを独占したり、2013年には、日本と中国と韓国の3ヶ国からトップクラスの棋士が集まってトーナメント形式で戦う「テレビ囲碁アジア選手権戦」を優勝しとる、ホンマに凄い人なんですわ。
まあ、ワシも何かと忙しいんで、ボチボチ本題に入るんやけど、今回は、藤岡健一君が武蔵野Sに使う、ビヨンドザファザーについての話をしとくで。
皆さんもよう知っとる通り、藤岡健一君は、長男の佑介君と、今年の4月に、残念ながら落馬事故で亡くなってしもうた次男の康太君を立派な乗り役に育てとります。
健一君の親父さんは、橋田俊三厩舎で厩務員をやっとった清さんで、この厩舎は、1973年の天皇賞・春などを勝ったタイテエムを管理しとったことでお馴染みやな。
ちなみに清さんは、1965年の桜花賞に出とったベロナを担当しとって、ベロナは、当時の大蔵大臣やった田中角栄さんの奥さん、田中はなオーナーの持ち馬やったんですわ。
生まれた時から栗東トレセンができた10歳の頃まで阪神競馬場で育っとったように、周りに馬がおるのがずっと当たり前やった健一君は、1984年の愛知杯など、重賞を3勝しとるキクノペガサスや、1985年の阪神牝馬特別など、重賞を3勝しとるグローバルダイナとかを管理しとった宇田明彦厩舎で、1979年から厩務員と調教助手をやっとりました。
その後、伊藤雄二厩舎と南井克巳厩舎で調教助手をやって、2001年に7回目の挑戦で調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、11月の開業やったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、その後は、2年目が12勝、3年目が21勝と、順調に勝ち星を伸ばしとったし、それからも毎年のように20勝を超えとって、トップオブワールドを使った2004年のユニコーンSで初めて重賞を勝っとりましたな。
2012年には、ワンカラットを使ったオーシャンSを勝つなど、41勝を上げて、「5億8538万円」の賞金を稼いどったし、サマリーズを使った地方交流G1の全日本2歳優駿を勝っとりました。
その後も、
2013年→27勝・獲得賞金4億5702万円
2014年→29勝・獲得賞金5億9555万円
2015年→30勝・獲得賞金7億1382万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりやったし、2016年は、ビッグアーサーを使った高松宮記念で初めてJRAのGIを勝っとって、その後も、ジュエラーを使った桜花賞や、ビッグアーサーを使ったセントウルSを勝つなど、全部で31勝を上げて、「9億2986万円」っちゅう今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
ただ、一昨年までの6年間は、
2017年→36勝・獲得賞金5億6034万円
2018年→27勝・獲得賞金6億9838万円
2019年→29勝・獲得賞金5億3008万円
2020年→29勝・獲得賞金5億3182万円
2021年→42勝・獲得賞金6億9895万円
2022年→22勝・獲得賞金6億3428万円
っちゅう形で数字が伸び悩んどったから、去年の健一君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうな。
実際、去年は、ジャックドールを使った大阪杯を勝つなど、28勝を上げとって、稼いだ賞金が「7億3850万円」と、一昨年を大きく上回っとったんですわ。
そんで今年は…
発信者:調教師情報部・栗東記者E
掲載日:2024/11/07 (木) 16:17
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:馬術の推薦で明治大学に入ったんですわ
掲載日:2024/11/07 (木) 16:17
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:馬術の推薦で明治大学に入ったんですわ
お疲れさんです。
今回は、池添学先生の厩舎が武蔵野Sに使う、カズペトシーンについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとって、去年の2月28日(火)に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
その頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、一昨年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる、池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、「2025年度・競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際…
今回は、池添学先生の厩舎が武蔵野Sに使う、カズペトシーンについての報告をしときます。
誰でもよう知っとる通り、池添学先生は、親父さんが同じ栗東で厩舎を構えとって、去年の2月28日(火)に定年で引退した池添兼雄さんで、一つ上の兄ちゃんが乗り役の池添謙一君ですな。
学先生は、中学生の時に、「競馬学校・騎手課程」の試験を受ける準備をしとったんやけど、体が大きくなってしもうたんで、当時、調教師の試験を受けとった兼雄さんに相談したら、「その体重やったら乗り役は厳しい。調教師になったらどうや」と言われて、乗り役になるんを諦めたそうですわ。
けど、そのことがきっかけで「調教師になる」と決めた学先生は、高校から馬術を始めて、それからメキメキ上達して、馬術の推薦で入った明治大学では、馬術部の主将に選ばれたほど、馬乗りが達者なんや。
その頃の明治大学は、大学馬術部の中で一番強くて、学先生が自分の腕にかなり自信を持っとったし、一時は「オリンピックを目指そう」って考えとったんやけど、海外に遠征した2年生の時、世界レベルの馬術を見て、「とてもかなわん」と感じたんで、真剣に「競馬の道へ進もう」と思ったそうやな。
そんでもって、美浦で厩舎を構えとる、久保田貴士先生と高柳瑞樹先生も、明治大学の馬術部出身なんですわ。
そうそう、一昨年の7月17日(日)に中京競馬場でやっとった、「ジョッキーベイビーズ」の東海地区代表決定戦で優勝しとる、池添陽(ひなた)君は、学先生の長男で、「2025年度・競馬学校騎手課程」の入学試験に合格しとりますな
大学を卒業してからの学先生は、「ノーザンファーム」(住所:北海道勇払郡安平町早来源武275)で3ヶ月くらい働いた後、ガリレオとかオーギュストロダンとかでよう知られとる、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎で1年くらい働いとりました。
日本に戻ってからは、2005年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の5月から兼雄さんの厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んで、2014年に33歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。
でもって、2015年に自分の厩舎を開業した学先生は、その年にいきなり21勝もして、「2億5071万円」の賞金を稼いどったし、それから2020年までの5年間も、
2016年→21勝・獲得賞金3億5328万円
2017年→23勝・獲得賞金4億1601万円
2018年→24勝・獲得賞金4億4060万円
2019年→33勝・獲得賞金6億0859万円
2020年→33勝・獲得賞金8億5459万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。
ただ、2021年は、ヴィクティファルスを使ったスプリングSと、カテドラルを使った京成杯AHと、アンドヴァラナウトを使ったローズSを勝つなど、前の年と同じ33勝を上げたんやけど、稼いだ賞金は「7億8951万円」と、前の年を下回ってしもうたんや。
せやけど、一昨年は、ドゥラエレーデを使ったホープフルSで初めてGIを勝つなど、「40勝・獲得賞金9億2460万円」っちゅう、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字を残して、巻き返しに成功しとります。
そんでもって去年は、全部で32勝を上げたんやけど、京都大賞典を勝ったプラダリア以外の馬があまり活躍できんかったこともあって、稼いだ賞金は「8億2122万円」と、一昨年の数字を下回ってしもうたんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって学先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際…
発信者:調教師情報部・元調教師T
掲載日:2024/11/07 (木) 14:05
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:ジャングルポケットに乗って重賞を勝っとりますな
掲載日:2024/11/07 (木) 14:05
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:ジャングルポケットに乗って重賞を勝っとりますな
最近、ワシが観た時代劇映画で面白かったものの一つが、「大河への道」なんですわ。
これは、落語家の立川志の輔さんが書いた創作落語が原作になっとって、伊能忠敬が日本地図を完成させる前に亡くなってしもうて、その後にどうにかして地図を完成させようとする弟子たちの苦労とかを描いた、ホンマに面白い作品なんや。
で、ワシが今週のエリザベス女王杯で期待しとるのは、千田輝彦君が登録しとるキミノナハマリアなんですわ。
千田輝彦君は、1985年に競馬学校の騎手課程に「第4期生」として入って、エアグルーヴやファインモーションとかを管理しとったことでよう知られとる伊藤雄二さんの厩舎から、1988年に乗り役としてデビューしとって、1993年に落馬事故で亡くなった岡潤一郎君や、今は調教師をやっとる菊沢隆徳君や、今は調教助手をやっとる岸滋彦君とかが同期なんや。
乗り役やった頃の千田君は、スカーレットブーケに乗った1992年の京都牝馬特別(現在の京都牝馬S)で初めて重賞を勝つと、ユーセイフェアリーに乗った1992年の阪神牝馬特別(現在の阪神牝馬S)や、ジャングルポケットに乗った2000年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)とか、2008年の11月に引退するまでに、重賞を6勝しとって、通算で278勝を上げとりましたな。
乗り役を引退してからは、藤岡健一厩舎で調教助手をやって、2010年の2月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は3勝止まりやったけど、2年目には18勝と一気に数字を伸ばしとったし、5年目やった2015年には、タガノアザガルを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つなど、全部で13勝を上げて、「3億1488万円」の賞金を稼いどったし、2019年は、19勝を上げて、「3億1028万円」の賞金を稼いどりました。
そんでもって一昨年は、11勝しかできなかったんやけど、オープンで4回も連に絡んだダディーズビビッドと、神戸新聞杯で2着に入ったヤマノンゼストの活躍などで、稼いだ賞金は「3億2953万円」と、三度目の「3億円超え」やったし、去年もエエ流れが続いとって、「26勝・獲得賞金5億8516万円」っちゅう成績で、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんや。
ただ…
これは、落語家の立川志の輔さんが書いた創作落語が原作になっとって、伊能忠敬が日本地図を完成させる前に亡くなってしもうて、その後にどうにかして地図を完成させようとする弟子たちの苦労とかを描いた、ホンマに面白い作品なんや。
で、ワシが今週のエリザベス女王杯で期待しとるのは、千田輝彦君が登録しとるキミノナハマリアなんですわ。
千田輝彦君は、1985年に競馬学校の騎手課程に「第4期生」として入って、エアグルーヴやファインモーションとかを管理しとったことでよう知られとる伊藤雄二さんの厩舎から、1988年に乗り役としてデビューしとって、1993年に落馬事故で亡くなった岡潤一郎君や、今は調教師をやっとる菊沢隆徳君や、今は調教助手をやっとる岸滋彦君とかが同期なんや。
乗り役やった頃の千田君は、スカーレットブーケに乗った1992年の京都牝馬特別(現在の京都牝馬S)で初めて重賞を勝つと、ユーセイフェアリーに乗った1992年の阪神牝馬特別(現在の阪神牝馬S)や、ジャングルポケットに乗った2000年の札幌3歳S(現在の札幌2歳S)とか、2008年の11月に引退するまでに、重賞を6勝しとって、通算で278勝を上げとりましたな。
乗り役を引退してからは、藤岡健一厩舎で調教助手をやって、2010年の2月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は3勝止まりやったけど、2年目には18勝と一気に数字を伸ばしとったし、5年目やった2015年には、タガノアザガルを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つなど、全部で13勝を上げて、「3億1488万円」の賞金を稼いどったし、2019年は、19勝を上げて、「3億1028万円」の賞金を稼いどりました。
そんでもって一昨年は、11勝しかできなかったんやけど、オープンで4回も連に絡んだダディーズビビッドと、神戸新聞杯で2着に入ったヤマノンゼストの活躍などで、稼いだ賞金は「3億2953万円」と、三度目の「3億円超え」やったし、去年もエエ流れが続いとって、「26勝・獲得賞金5億8516万円」っちゅう成績で、勝利数と賞金のどっちも今までで一番の数字やったんや。
ただ…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/11/07 (木) 12:34
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう
掲載日:2024/11/07 (木) 12:34
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう
一昨年の10月から、改修工事のために休館となっている「大阪市立美術館」は、来年の3月1日(土)にリニューアルオープンすることと、関西万博が開催されることを記念して、4月26日(土)から、「日本国宝展」が開催することと決定しております。
この展示会では、日本画や土偶や太刀など、様々な年代や種類の国宝が、約130点も展示される予定となっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナー(馬主名義は株式会社ライフハウス)が武蔵野Sに登録している、サンライズホークに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、現在、自身の名義と「株式会社ライフハウス」の名義で所有馬を走らせている松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、昨年の4月には、「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2024年1月期の年間売上高は、「599億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、私が確認したところ、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、一昨年までの3年間も、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、昨年の松岡オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈であり、実際、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも一昨年を上回っております。
そして今年も…
この展示会では、日本画や土偶や太刀など、様々な年代や種類の国宝が、約130点も展示される予定となっておりますので、期間中は多くの人が足を運ぶことでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、松岡隆雄オーナー(馬主名義は株式会社ライフハウス)が武蔵野Sに登録している、サンライズホークに関する報告でございます。
皆様もよくご存知の通り、現在、自身の名義と「株式会社ライフハウス」の名義で所有馬を走らせている松岡オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国、ロシアなど、世界中の国々から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しております。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、養殖した「ブリ」と「クロマグロ」を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売しており、これが好評なことから、2021年の2月に「サンライズファーム株式会社」として分社化し、更なる事業拡大のため、昨年の4月には、「すくも加工場」(高知県宿毛市新港)の稼働を開始しました。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京支店(神奈川県川崎市川崎区)、大阪支店(大阪府大阪市西区)、福岡支店(福岡県福岡市東区)と、3つの支店を構え、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に11ヶ所の物流センターを有しており、中でも、2019年から稼働している「福岡セントラルDC」は、冷凍冷蔵倉庫として国内最大級の規模を誇っております。
更に、中国、ミャンマー、チリと、海外にも拠点を構えており、2024年1月期の年間売上高は、「599億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、私が確認したところ、2003年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに400頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、一昨年までの3年間も、
2020年→16勝・獲得賞金3億4167万円
2021年→20勝・獲得賞金3億5392万円
2022年→21勝・獲得賞金4億2452万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
当然、昨年の松岡オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていた筈であり、実際、「29勝・5億8456万円」という成績を残し、勝利数と獲得賞金のどちらも一昨年を上回っております。
そして今年も…
発信者:馬主情報部・馬主秘書I
掲載日:2024/11/06 (水) 18:29
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:トラックミキサー車などを販売しております
掲載日:2024/11/06 (水) 18:29
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:トラックミキサー車などを販売しております
皆さまお元気ですか。
今回は、武蔵野Sにエルゲルージを登録している犬塚悠治郎オーナーについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めており、同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や2020年と2021年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアの名前が挙げられるでしょう。
個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の3年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、2021年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、一昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、2021年を大きく上回っており、更に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3494万円」と、一昨年を大きく上回り、キャリアハイの成績となっております。
そして今年は…
今回は、武蔵野Sにエルゲルージを登録している犬塚悠治郎オーナーについて報告させていただきます。
犬塚オーナーは、東京都品川区の東品川に本社ビルを構えている、「株式会社犬塚製作所」の代表取締役社長を務めており、同社の前身は、1919年に創業された「犬塚特殊自動車工場」でして、創業者の犬塚伊三郎氏が、日本では初めてとなる天秤式ダンプカーの開発に着手したそうです。
1938年、名称を現在の「株式会社犬塚製作所」に変更した同社は、その後も、トラックミキサー車や、塵芥収集車や、街路清掃車や、梯子式高所作業車を開発するなど、様々な特殊車両の製造と販売を手掛ける老舗として順調に事業を拡大しております。
近年は、特殊車両の中でも、特に需要の高い空港用の地上機材に力を入れており、1993年、成田空港に隣接する千葉県の山武郡芝山町に「千葉本社工場」を建設し、2009年には、中国の上海に合弁会社の「櫻研犬塚机場設備有限公司」を設立しました。
そして、2016年からは、四代目の犬塚悠治郎オーナーが代表取締役社長を務めております。
犬塚オーナーが、個人馬主としてJRAで馬を走らせ始めたのは2017年ですが、一口馬主として、以前から多くの馬に出資しており、最近の主な出資馬としては、2019年の桜花賞や2020年と2021年のマイルCSなど、GIを6勝したグランアレグリアの名前が挙げられるでしょう。
個人馬主としての初年度は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっておりましたが、その後の3年間は、
2018年→2勝・獲得賞金1205万円
2019年→2勝・獲得賞金2993万円
2020年→4勝・獲得賞金5204万円
という形で順調に数字を伸ばしておりました。
ただ、2021年は「2勝・獲得賞金2793万円」と、前年の数字を大きく下回ってしまいましたので、一昨年の犬塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年は「5勝・獲得賞金5804万円」と、2021年を大きく上回っており、更に昨年は、「8勝・獲得賞金1億3494万円」と、一昨年を大きく上回り、キャリアハイの成績となっております。
そして今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師H
掲載日:2024/11/06 (水) 17:13
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:調教助手時代にクロフネを担当しとったんや
掲載日:2024/11/06 (水) 17:13
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:調教助手時代にクロフネを担当しとったんや
気温が低い時期は、暖かい時期よりも呼吸とか体温の維持に体力を使うんで、基礎代謝が高くなって痩せやすいんやけど、冬の方が太りやすいっちゅう人も多いんですわ。
こうなる理由は、寒い冬は運動をすることが億劫になってしまいがちやし、忘年会とかでカロリーの高い食べ物とかお酒を摂る機会が増えるからなんや。
せやから、無理に運動するんやなくて、普段から階段を使ったり、一駅分歩いたりして、できるところから運動をすることを習慣にしとくのがエエやろうな。
でもって今回は、友道康夫君がエリザベス女王杯に登録しとる、ハーパーの話をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、兵庫県赤穂市出身の友道康夫君は、大阪府立大学の農学部獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一さんの厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英君の厩舎で調教助手をやっとりましたな。
ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかでお馴染みやった白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。
友道君が浅見さんの厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田君の厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったし、NHKマイルCやジャパンCダートを勝ったクロフネを担当しとったんやから、ホンマにエエ経験ができたんやろ。
2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。
しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、ワンモアチャッターを使った2005年の朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つと、アドマイヤジュピタを使った2008年の天皇賞・春で初めてGIを勝って、その後も、マカヒキを使った2016年のダービーや、ワグネリアンを使った2018年のダービーなど、今までにJRAのGIを20回も勝っとるし、他も入れたら重賞を69回も勝っとりますな。
2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう成績を残しとって、それから2015年までは2012年の数字を超えられなかったんやけど、2016年からの8年間は、
2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円
2020年→50勝・獲得賞金11億1020万円
2021年→48勝・獲得賞金14億2059万円
2022年→40勝・獲得賞金15億9590万円
2023年→41勝・獲得賞金18億2003万円
と書けば分かる通りで、毎年10億円以上の賞金を稼いどったし、特に去年は、稼いだ賞金が今までで一番の数字やったんですわ。
それに…
こうなる理由は、寒い冬は運動をすることが億劫になってしまいがちやし、忘年会とかでカロリーの高い食べ物とかお酒を摂る機会が増えるからなんや。
せやから、無理に運動するんやなくて、普段から階段を使ったり、一駅分歩いたりして、できるところから運動をすることを習慣にしとくのがエエやろうな。
でもって今回は、友道康夫君がエリザベス女王杯に登録しとる、ハーパーの話をしときますわ。
皆さんもよう知っとる通り、兵庫県赤穂市出身の友道康夫君は、大阪府立大学の農学部獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一さんの厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英君の厩舎で調教助手をやっとりましたな。
ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかでお馴染みやった白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。
友道君が浅見さんの厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田君の厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったし、NHKマイルCやジャパンCダートを勝ったクロフネを担当しとったんやから、ホンマにエエ経験ができたんやろ。
2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。
しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、ワンモアチャッターを使った2005年の朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つと、アドマイヤジュピタを使った2008年の天皇賞・春で初めてGIを勝って、その後も、マカヒキを使った2016年のダービーや、ワグネリアンを使った2018年のダービーなど、今までにJRAのGIを20回も勝っとるし、他も入れたら重賞を69回も勝っとりますな。
2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう成績を残しとって、それから2015年までは2012年の数字を超えられなかったんやけど、2016年からの8年間は、
2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円
2020年→50勝・獲得賞金11億1020万円
2021年→48勝・獲得賞金14億2059万円
2022年→40勝・獲得賞金15億9590万円
2023年→41勝・獲得賞金18億2003万円
と書けば分かる通りで、毎年10億円以上の賞金を稼いどったし、特に去年は、稼いだ賞金が今までで一番の数字やったんですわ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主Y
掲載日:2024/11/06 (水) 13:21
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:ステイゴールドなどが過去の代表的な存在です
掲載日:2024/11/06 (水) 13:21
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:ステイゴールドなどが過去の代表的な存在です
来月からホールに導入される新機種の中で、私が注目しているものの一つは、「株式会社三共」から出るパチンコ機、「Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED・LT-Light・ver.」です。
本機は、同名の大人気アニメがモチーフとなっており、昨年の8月7日(月)に導入された、「Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED」に、話題のラッキートリガーを搭載し、以前よりも高い継続率と出玉力が魅力の機種となっておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「社台レースホース」が武蔵野Sに登録している、イーグルノワールについての報告をしておきます。
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、一昨年まで、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8313万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5338万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3108万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4099万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0620万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの5年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、シルヴァーソニックでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)を制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、ジャンタルマンタルで朝日杯FSを制するなど、重賞12勝を含む102勝を上げ、過去最高となる「34億3845万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっておりました。
しかし…
本機は、同名の大人気アニメがモチーフとなっており、昨年の8月7日(月)に導入された、「Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED」に、話題のラッキートリガーを搭載し、以前よりも高い継続率と出玉力が魅力の機種となっておりますので、導入後は多くのファンを楽しませることでしょう。
ただ、皆様には興味のないことかもしれませんので、この話はここまでとしておきまして、本日は、一口馬主クラブの「社台レースホース」が武蔵野Sに登録している、イーグルノワールについての報告をしておきます。
私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、
1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ
といった名前が挙げられるでしょう。
この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、一昨年まで、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8313万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5338万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3108万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4099万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0620万円(同4位)
2022年→99勝・獲得賞金25億3780万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの5年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は、シルヴァーソニックでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)を制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、ジャンタルマンタルで朝日杯FSを制するなど、重賞12勝を含む102勝を上げ、過去最高となる「34億3845万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっておりました。
しかし…
発信者:調教師情報部・美浦記者D
掲載日:2024/11/06 (水) 12:15
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:グルメフロンティアの生産牧場でアルバイトをしていたんですよ
掲載日:2024/11/06 (水) 12:15
対象レース:2024/11/10(日)京都11R・エリザベス女王杯
見出し:グルメフロンティアの生産牧場でアルバイトをしていたんですよ
こんにちは、美浦のDです。
最近のお勧めは、トレセンの近くにある「あたりや食堂」なんですよ。
「あたりや食堂」は、とにかくメニューが豊富で、看板メニューは、霞ヶ浦で獲れたナマズを使った「かすみ天丼」で、その他では、「わかさぎ天ぷら定食」などがオススメです。
それに茨城の名産、「常陸秋そば」も本当に美味しいですから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、相沢郁(いくお)先生がエリザベス女王杯に登録しているライラックです。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の相沢先生は、高校を出てから、麻布大学の獣医学部に進んでいて、その頃、1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティアや、2000年の桜花賞を勝ったチアズグレイスなどを生産した門別の白井牧場でアルバイトをしたことがきっかけで、「JRAの獣医になりたい」と思ったそうですが、その後、「自分で走る馬を育てたい」と思うようになって、調教師を目指したそうです。
ちなみに、相沢先生のお父さんは高校の先生で、北島三郎さんの母校、函館西高校の校長を務めたこともあるそうですよ。
そして相沢先生は、競馬学校を出た後、1986年の11月から、前田禎(ただし)厩舎で調教助手をやって、1997年に38歳で調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、ずっと前田厩舎で腕を磨いていました。
前田厩舎と言えば、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなどでお馴染みですね。
開業してからの相沢先生は、その年の11月に、ウメノファイバーを使った京王杯3歳Sで早くも重賞を勝つと、次の年にも、ウメノファイバーでクイーンCとオークスを勝つなど、今までに重賞を20勝しています。
2014年の相沢厩舎は、ヴェルデグリーンでアメリカJCCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「5億7188万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、エメラルファイトでスプリングS、ブラックホールで札幌2歳Sを勝つなど、全部で29勝を上げて、「5億0599万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の2年間は、
2020年→21勝・獲得賞金4億3069万円
2021年→10勝・獲得賞金3億0009万円
と書けば分かる通り、成績が伸び悩んでいましたし、一昨年は、ライラックを使ったフェアリーS、グリューネグリーンを使った京都2歳Sと、重賞を2勝しましたけど、他の馬があまり活躍しなかったので、結局、「21勝・獲得賞金3億9150万円」という、2014年や2019年と比べたら物足りない成績でした。
しかも、去年は更に状況が悪くなっていて、全部で17勝しかできていませんし、重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億2990万円」と、一昨年を大きく下回っていたんですよ。
それに…
最近のお勧めは、トレセンの近くにある「あたりや食堂」なんですよ。
「あたりや食堂」は、とにかくメニューが豊富で、看板メニューは、霞ヶ浦で獲れたナマズを使った「かすみ天丼」で、その他では、「わかさぎ天ぷら定食」などがオススメです。
それに茨城の名産、「常陸秋そば」も本当に美味しいですから、こちらに来た時には是非とも寄ってみてくださいね。
そして、私が「宴会資金を稼いでくれそう」と目を付けているのは、相沢郁(いくお)先生がエリザベス女王杯に登録しているライラックです。
皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の相沢先生は、高校を出てから、麻布大学の獣医学部に進んでいて、その頃、1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティアや、2000年の桜花賞を勝ったチアズグレイスなどを生産した門別の白井牧場でアルバイトをしたことがきっかけで、「JRAの獣医になりたい」と思ったそうですが、その後、「自分で走る馬を育てたい」と思うようになって、調教師を目指したそうです。
ちなみに、相沢先生のお父さんは高校の先生で、北島三郎さんの母校、函館西高校の校長を務めたこともあるそうですよ。
そして相沢先生は、競馬学校を出た後、1986年の11月から、前田禎(ただし)厩舎で調教助手をやって、1997年に38歳で調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、ずっと前田厩舎で腕を磨いていました。
前田厩舎と言えば、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなどでお馴染みですね。
開業してからの相沢先生は、その年の11月に、ウメノファイバーを使った京王杯3歳Sで早くも重賞を勝つと、次の年にも、ウメノファイバーでクイーンCとオークスを勝つなど、今までに重賞を20勝しています。
2014年の相沢厩舎は、ヴェルデグリーンでアメリカJCCを勝つなど、全部で18勝を上げて、「5億7188万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいましたし、2019年は、エメラルファイトでスプリングS、ブラックホールで札幌2歳Sを勝つなど、全部で29勝を上げて、「5億0599万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の2年間は、
2020年→21勝・獲得賞金4億3069万円
2021年→10勝・獲得賞金3億0009万円
と書けば分かる通り、成績が伸び悩んでいましたし、一昨年は、ライラックを使ったフェアリーS、グリューネグリーンを使った京都2歳Sと、重賞を2勝しましたけど、他の馬があまり活躍しなかったので、結局、「21勝・獲得賞金3億9150万円」という、2014年や2019年と比べたら物足りない成績でした。
しかも、去年は更に状況が悪くなっていて、全部で17勝しかできていませんし、重賞を勝てなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億2990万円」と、一昨年を大きく下回っていたんですよ。
それに…
発信者:馬主情報部・馬主秘書J
掲載日:2024/11/05 (火) 17:32
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「セガサミーグループ」などが主な取引先です
掲載日:2024/11/05 (火) 17:32
対象レース:2024/11/09(土)東京11R・武蔵野S
見出し:「セガサミーグループ」などが主な取引先です
お疲れさまです。
この度、私が報告するのは、国本哲秀オーナーが武蔵野Sに登録している、ショウナンライシンについてのことでございます。
皆さまもよくご存知の通り、国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの場所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたので、今年を迎えるにあたって、国本オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
この度、私が報告するのは、国本哲秀オーナーが武蔵野Sに登録している、ショウナンライシンについてのことでございます。
皆さまもよくご存知の通り、国本オーナーの本業は、「都営地下鉄大江戸線・勝どき駅」(東京都中央区)から徒歩4分ほどの場所にある複合施設、「晴海トリトンスクエア」に本社を構えている「株式会社シナテック」の代表取締役会長です。
1969年に設立された同社は、「バンダイナムコグループ」、「セガサミーグループ」、「スクウェア・エニックス」といった大手玩具メーカーの商品企画や製造や、「エイベックス・グループ」、「ポニーキャニオン」などの音楽CDやDVDのジャケット印刷などを手掛けております。
更に最近では、デンマークの有名企業・「LEGO社」と提携し、「レゴブロック」の認定販売店である「レゴストア」の運営も手掛けており、ここ数年で順調に店舗数を増やし、現在、「レゴストア」は、「ダイバーシティ東京プラザ店」、「軽井沢プリンス店」、「名古屋みなとアクルス店」、「沖縄パルコシティ店」などの計22店舗を展開しており、私が確認したところ、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、「株式会社シナテック」の代表取締役会長を務めている国本オーナーは、「業界を牽引している重要人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての国本哲秀オーナーは、キャリアが30年を超えている大ベテランで、これまでに400頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2002年の高松宮記念を制したショウナンカンプや、2004年の阪神ジュベナイルFを制したショウナンパントルや、2014年の秋華賞と2015年のジャパンCを制したショウナンパンドラなどが挙げられます。
2015年の国本オーナーは、ショウナンパンドラがオールカマーとジャパンCを制するなど、20勝を上げ、「7億3315万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→14勝・獲得賞金3億2181万円
2017年→11勝・獲得賞金2億7221万円
2018年→12勝・獲得賞金2億7851万円
2019年→18勝・獲得賞金3億5088万円
2020年→16勝・獲得賞金3億5426万円
2021年→13勝・獲得賞金3億5164万円
2022年→19勝・獲得賞金3億4775万円
2023年→21勝・獲得賞金4億0836万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2015年を大きく下回っておりましたので、今年を迎えるにあたって、国本オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていたのでしょう。
実際、今年は…
発信者:馬主情報部・馬主S
掲載日:2024/11/02 (土) 18:47
対象レース:2024/11/03(日)京都11R・みやこS
見出し:池袋を拠点に人材派遣業などを手掛けております
掲載日:2024/11/02 (土) 18:47
対象レース:2024/11/03(日)京都11R・みやこS
見出し:池袋を拠点に人材派遣業などを手掛けております
昨日、東京株式市場の日経平均株価は、前日比1027円安の3万8053円で取引を終えておりました。
前日の米国市場に於いて、ハイテク関連株が大きく値を下げたことなどを受け、9月30日(月)以来、およそ1ヶ月振りとなる下げ幅の大きさとなっており、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、原禮子オーナーがみやこSに出走させる、オメガギネスに注目しております。
原オーナーの本業は、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長です。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに90頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルト、2018年から東京大賞典を4連覇したオメガパフュームといった名前が挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、先述した通り、オメガパフュームが交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、一昨年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、13勝を上げ、前年を大きく上回る「2億4544万円」の賞金を獲得しており、昨年も、前年と同じ13勝を上げ、獲得賞金が「3億0310万円」と、一昨年を上回っておりました。
ただ、今年は状況が悪化しており、先週までに9勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億2176万円」と、昨年の同時期(10月まで)の「2億5589万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、原オーナーは…
前日の米国市場に於いて、ハイテク関連株が大きく値を下げたことなどを受け、9月30日(月)以来、およそ1ヶ月振りとなる下げ幅の大きさとなっており、来週以降、どのような動きを見せるのか、市場の動向を慎重に見極めなければなりません。
そしてここから本題に入りますが、私は現在、原禮子オーナーがみやこSに出走させる、オメガギネスに注目しております。
原オーナーの本業は、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長です。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに90頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルト、2018年から東京大賞典を4連覇したオメガパフュームといった名前が挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、先述した通り、オメガパフュームが交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、一昨年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、一昨年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、13勝を上げ、前年を大きく上回る「2億4544万円」の賞金を獲得しており、昨年も、前年と同じ13勝を上げ、獲得賞金が「3億0310万円」と、一昨年を上回っておりました。
ただ、今年は状況が悪化しており、先週までに9勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「2億2176万円」と、昨年の同時期(10月まで)の「2億5589万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「昨年までの勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
また、原オーナーは…
発信者:馬主情報部・馬主J
掲載日:2024/11/02 (土) 17:20
対象レース:2024/11/03(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:自宅の設計や建築を前田幸治オーナーがサポートしておりました
掲載日:2024/11/02 (土) 17:20
対象レース:2024/11/03(日)東京11R・アルゼンチン共和国杯
見出し:自宅の設計や建築を前田幸治オーナーがサポートしておりました
「佐倉市立美術館」(千葉県佐倉市新町)では、本日、11月2日(土)から12月22日(日)まで、「佐倉・房総ゆかりの作家たち」(収蔵作品展)が開催されます。
この展示会では、佐倉藩士の子として生まれ、近代日本洋画壇を代表する作家として広く知られている浅井忠氏や、その弟子であり、洋画家として活躍した都鳥英喜氏など、地域と縁の深い人物の作品が数多く展示されますので、一度は足を運ぶ価値があると言えるでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーがアルゼンチン共和国杯に出走させる、サヴォーナに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに70頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし一昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、昨年の加藤オーナーは、「2021年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は6勝を上げ、「1億9191万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上、今年は、コレペティトールを出走させた京都金杯で初の重賞制覇を飾り、アリスヴェリテでマーメイドSを制するなど、先週までの獲得賞金が「1億7961万円」と、既に昨年の9割以上となっておりますので、現在の加藤オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、加藤オーナーは、2010年以降、毎年欠かさず…
この展示会では、佐倉藩士の子として生まれ、近代日本洋画壇を代表する作家として広く知られている浅井忠氏や、その弟子であり、洋画家として活躍した都鳥英喜氏など、地域と縁の深い人物の作品が数多く展示されますので、一度は足を運ぶ価値があると言えるでしょう。
では、ここから本題に入りますと、今回は、加藤誠オーナーがアルゼンチン共和国杯に出走させる、サヴォーナに関する報告でございます。
加藤オーナーの本業は、滋賀県草津市と京都府京都市中京区に医院を構えている、「加藤乳腺クリニック」の理事長です。
1959年生まれの加藤オーナーは、1988年に京都府立医科大学を、1996年に同大学院を卒業しており、その後、済生会滋賀県病院に勤務し、そこで「救急部長」や「胸部乳腺外科部長」としてキャリアを積み、2003年、「加藤乳腺クリニック」を開院しております。
同クリニックは、日本でも数少ない乳腺内視鏡手術を専門に行うクリニックであり、乳がんの診断と治療に用いる最新機器を導入している上、1996年に加藤オーナーが「乳がん患者を救いたい」との思いで独自に考案した、「乳腺内視鏡による乳房温存手術」は、それまでの手術法より傷跡が目立ちにくいため、術後は、多くの患者さんが深く感謝しているそうです。
更に、乳がん患者にとって大きな悩みの一つであった、抗がん剤の副作用による脱毛を予防するため、「頭皮冷却装置」を独自に開発しており、2020年に国内で医療機器として承認を受けております。
このように、乳がん患者に寄り添った手術法や装置を考案した加藤オーナーは、「日本の医学界に於いて、大いに尊敬するべき人物」と言えるでしょう。
また、加藤オーナーは、以前、自身が競馬好きになったきっかけを、「1991年の天皇賞・春で、メジロマックイーンの強さに魅了されたこと」と語っておりまして、その経緯や医院の場所を考えれば当然ですが、現在は「京都馬主協会」に所属しており、同協会の会長を務めている大八木信行オーナー(ダイシンオレンジなどを所有)や、前田幸治オーナー(ワンアンドオンリーなどを所有)といった「京都馬主協会の有力者達」と、公私に渡り非常に親しくしております。
余談ですが、加藤オーナーが馬主資格を取得する際には、大八木オーナーが全面的にバックアップしており、2007年の秋に完成した加藤オーナーの自宅は、設計や建築の段階から、前田オーナーが手厚くサポートしていたそうです。
なお、馬主としての加藤オーナーは、2009年からJRAで馬を走らせており、これまでに70頭ほどを所有しております。
最初の年は、出走させた頭数が少なかったため、未勝利に終わっていたものの、その後は着実に数字を伸ばしており、2016年からの6年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2858万円
2017年→5勝・獲得賞金6192万円
2018年→6勝・獲得賞金8043万円
2019年→5勝・獲得賞金1億1354万円
2020年→4勝・獲得賞金1億1657万円
2021年→9勝・獲得賞金1億3187万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が「完全に右肩上がり」となっており、特に2021年は、過去最多の勝利数を記録しておりました。
しかし一昨年は、「5勝・獲得賞金8733万円」と、前年を大きく下回っていたことから、昨年の加藤オーナーは、「2021年の勢いを取り戻したい」と考えていた筈です。
実際、昨年は6勝を上げ、「1億9191万円」というキャリアハイの賞金を獲得していた上、今年は、コレペティトールを出走させた京都金杯で初の重賞制覇を飾り、アリスヴェリテでマーメイドSを制するなど、先週までの獲得賞金が「1億7961万円」と、既に昨年の9割以上となっておりますので、現在の加藤オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。
また、加藤オーナーは、2010年以降、毎年欠かさず…
発信者:調教師情報部・元調教師N
掲載日:2024/11/02 (土) 16:39
対象レース:2024/11/03(日)福島11R・みちのくS
見出し:自分の厩舎を開業する少し前に名字を変えたんですよ
掲載日:2024/11/02 (土) 16:39
対象レース:2024/11/03(日)福島11R・みちのくS
見出し:自分の厩舎を開業する少し前に名字を変えたんですよ
どうもこんにちは。
今回は、奥平雅士君がみちのくSに使う、ウインモナークについての報告となります。
1995年の7月、競馬学校の厩務員課程に入った奥平雅士君は、1996年の1月から、浅野洋一郎厩舎で調教厩務員をやって、1997年の6月からは、メジロライアンやメジロラモーヌでよく知られている、奥平真治さんの厩舎で調教助手をやっていました。
そして、2004年の2月に調教師の試験に受かった雅士君は、次の年の1月に自分の厩舎を開業していて、その時、まだ32歳だったので、「現役最年少の調教師」として話題になっていましたね。
ちなみに彼は、真治さんの娘さんと結婚して婿養子になっていて、自分の厩舎を開業する少し前に、名字を旧姓の齋藤から奥平に変えています。
真治さんには、実の息子さんがいて、獣医大学を出ていたんですが、競馬絡みの仕事には就かないで、犬や猫の診療をする動物病院を開業していました。
ところが、その息子さんは、40歳を過ぎた頃にガンで亡くなってしまったんですよ。
雅士君が、婿養子になって奥平家を継いだのは、これが主な理由で、このことについて、真治さんは、
「こちらから奥平姓を名乗れとは一度も言っていないのに、息子の分まで親孝行を誓ってくれた雅士の決断が本当に嬉しかった」
と話しています。
開業してからの雅士君は、最初の年が「9勝・獲得賞金1億6742万円」という成績でしたけど、2年目の2006年は、コイウタを使ったクイーンCで初めて重賞を勝つなど、「12勝・獲得賞金2億6981万円」と、一気に成績を伸ばしていましたし、2007年は、同じコイウタを使ったヴィクトリアマイルで初めてGIを勝っていましたね。
そして2009年には、25勝を上げて、「4億6372万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいたんですよ。
ただ、それからは数字が伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2019年→10勝・獲得賞金1億8450万円
2020年→20勝・獲得賞金2億0794万円
2021年→14勝・獲得賞金2億6096万円
2022年→4勝・獲得賞金1億5899万円
2023年→7勝・獲得賞金1億5769万円
という物足りない成績が続いていましたし、特に一昨年と去年は、いい頃の奥平厩舎を知っている者にとっては、目も当てられないような数字でした。
ただ、今年は…
今回は、奥平雅士君がみちのくSに使う、ウインモナークについての報告となります。
1995年の7月、競馬学校の厩務員課程に入った奥平雅士君は、1996年の1月から、浅野洋一郎厩舎で調教厩務員をやって、1997年の6月からは、メジロライアンやメジロラモーヌでよく知られている、奥平真治さんの厩舎で調教助手をやっていました。
そして、2004年の2月に調教師の試験に受かった雅士君は、次の年の1月に自分の厩舎を開業していて、その時、まだ32歳だったので、「現役最年少の調教師」として話題になっていましたね。
ちなみに彼は、真治さんの娘さんと結婚して婿養子になっていて、自分の厩舎を開業する少し前に、名字を旧姓の齋藤から奥平に変えています。
真治さんには、実の息子さんがいて、獣医大学を出ていたんですが、競馬絡みの仕事には就かないで、犬や猫の診療をする動物病院を開業していました。
ところが、その息子さんは、40歳を過ぎた頃にガンで亡くなってしまったんですよ。
雅士君が、婿養子になって奥平家を継いだのは、これが主な理由で、このことについて、真治さんは、
「こちらから奥平姓を名乗れとは一度も言っていないのに、息子の分まで親孝行を誓ってくれた雅士の決断が本当に嬉しかった」
と話しています。
開業してからの雅士君は、最初の年が「9勝・獲得賞金1億6742万円」という成績でしたけど、2年目の2006年は、コイウタを使ったクイーンCで初めて重賞を勝つなど、「12勝・獲得賞金2億6981万円」と、一気に成績を伸ばしていましたし、2007年は、同じコイウタを使ったヴィクトリアマイルで初めてGIを勝っていましたね。
そして2009年には、25勝を上げて、「4億6372万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいたんですよ。
ただ、それからは数字が伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2019年→10勝・獲得賞金1億8450万円
2020年→20勝・獲得賞金2億0794万円
2021年→14勝・獲得賞金2億6096万円
2022年→4勝・獲得賞金1億5899万円
2023年→7勝・獲得賞金1億5769万円
という物足りない成績が続いていましたし、特に一昨年と去年は、いい頃の奥平厩舎を知っている者にとっては、目も当てられないような数字でした。
ただ、今年は…
発信者:調教師情報部・元調教師M
掲載日:2024/11/01 (金) 18:43
対象レース:2024/11/02(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:日本大学の商学部を出てから経理の仕事をしていたんですが
掲載日:2024/11/01 (金) 18:43
対象レース:2024/11/02(土)東京11R・京王杯2歳S
見出し:日本大学の商学部を出てから経理の仕事をしていたんですが
「ロサンゼルス・ドジャース」と「ニューヨーク・ヤンキース」の対戦だった今年の「ワールドシリーズ」は、4勝1敗で「ドジャース」が勝ちましたね。
「ケガ人の多い投手陣が不安」と言われていた「ドジャース」ですが、いざ、始まってみたら、リリーフのブレーク・トライネン投手や、2戦目に先発した山本由伸投手などが、「ヤンキース」の強力な打線を相手に素晴らしいピッチングを見せていましたから、こういった投手陣の踏ん張りが、いい結果につながったのでしょう。
まあ、野球の話はここまでにして、京王杯2歳Sで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、堀宣行(のりゆき)君の厩舎が使ってくるヒシアマンです。
千葉県市川市出身の堀君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備工事などをやっていることで有名な「関電工」で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで、「GIの15勝を含めて重賞を74勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を6勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
でも、その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けていましたし、特に2021年と一昨年は、「リーディングのトップ10」にも入れなかったんですよ。
もちろん、去年の堀君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、タスティエーラでダービーを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「14億1416万円」と、一昨年の数字を大きく上回っていましたし、調教師リーディングは9位になっていました。
そして今年は、シュトルーヴェで日経賞を勝つなど、先週までに、重賞を7勝、全部で41勝を上げていて、調教師リーディングは5位になっていますけど…
「ケガ人の多い投手陣が不安」と言われていた「ドジャース」ですが、いざ、始まってみたら、リリーフのブレーク・トライネン投手や、2戦目に先発した山本由伸投手などが、「ヤンキース」の強力な打線を相手に素晴らしいピッチングを見せていましたから、こういった投手陣の踏ん張りが、いい結果につながったのでしょう。
まあ、野球の話はここまでにして、京王杯2歳Sで私が「いいレースをしてくれそうだ」と見込んでいるのは、堀宣行(のりゆき)君の厩舎が使ってくるヒシアマンです。
千葉県市川市出身の堀君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。
大学を出た後は、電気設備工事などをやっていることで有名な「関電工」で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。
初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、ずっと20勝以上をキープしていますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めて重賞を勝った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてGIを勝っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までにJRAで、「GIの15勝を含めて重賞を74勝」という実績を残しています。
それに海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を6勝もしているのですから、本当に大したものです。
2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどがよく走りましたから、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
でも、その後は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)
2021年→35勝・獲得賞金8億2426万円(同14位)
2022年→34勝・獲得賞金11億3958万円(同18位)
と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けていましたし、特に2021年と一昨年は、「リーディングのトップ10」にも入れなかったんですよ。
もちろん、去年の堀君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、タスティエーラでダービーを勝つなど、重賞を4勝、全部で38勝を上げて、稼いだ賞金が「14億1416万円」と、一昨年の数字を大きく上回っていましたし、調教師リーディングは9位になっていました。
そして今年は、シュトルーヴェで日経賞を勝つなど、先週までに、重賞を7勝、全部で41勝を上げていて、調教師リーディングは5位になっていますけど…